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人間関係に疲れているあなたへ

おはようございます。肌寒い朝です。皆様、どんな週末をお過ごしですか?

私は昨日は、職場のお食事会でした。久しぶりのお食事会でした。とても楽しい時間を過ごせました。今の職場、人間関係がとてもいいのです。私自身ありのままの自分で、素敵な人たちに囲まれてとてもやりやすく仕事をさせていただいております。これは、本当にありがたいことです。

今日は「人間関係に疲れているあなたへ」について書いてみますね。

この記事はこんな人に役立つかも
▷職場の人間関係に疲れている方
▷人間関係が上手く行かない方
▷自分を変えたいと思っている方

過去に経験した嫌な人たち

職場の人間関係というのは、仕事の内容と共にとても大切だと思います。仕事の内容が良くても、お給料が良くても、人間関係が悪いと辛いなと私は思います。

人によっては、「人間関係は悪いけどお給料がいいから」とか、「人間関係は悪いけど、仕事の内容がいいから」と割り切っている方もいらっしゃると思います。

私は、今まで30年間様々な仕事をしていきましたが、人間関係についてはだいたい良くて、嫌な思いはあまりしていませんが、それでも今こうやって思い返すと、2人ほど「嫌な人」というのが思い出されました。

一人は、介護施設で介護職をしていた時です。日勤は大勢で働いているからいいのですが、夜勤というのは少人数になります。当時は2人態勢でしたので、その嫌な人ペアの時には、本当に最悪の夜勤でした。なにしろ、2人きりですからね。

介護職、看護職のあるあるだと思いますが、勤務表をいただくと、まずチェックしていたのは、「誰と夜勤を組んでいるか」というところでした。

もう一人の嫌な人は、とある病院の看護師でした。小さい病院で人数も少なかったので、ダメージが大きかったですね。多数の中の一人と少数の中の一人では、ダメージがだいぶ変わってきますからね。

うん、久々にその方たちを思い出して、やっぱり嫌な気持ちになりますね。

その時の対応を、その時はわからなかったのですが、今はわかります。

だいたい、嫌だな思う人というのは、自分の機嫌を自分でとれない方が多く、他人に機嫌をとってもらおうと、不機嫌を撒き散らしている場合が多いように思います。

そういった場合、多くの方から嫌な人と思われていることが多いと思うのですが、そのように思ってもアドラー心理学でいう「課題の分離」が出来ている人にとっては、その嫌な人は単なる「どうでもいい人」なんですよね。

職場だけでなく、ママ友関係など人間関係全般どれも同じです。

課題の分離が出来ていない人にとっては、「最高重要人物」になってしまうのですが、課題の分離が出来ている人にとっては「どうでもいい人」ということです。

そして、嫌な人っていうのはたいていはいわゆる「かまってちゃん」が多いですね。

暖簾に腕押しのような、糠に釘のような「反応の悪い人」を対象にしてもつまらないわけです。

反応のいい人」に嫌なことを言ってみたりやってみたりする方が、「かまってちゃん」にとっては楽しいわけです。そのため、課題の分離が出来ていない反応のいい人に攻撃してくるわけです。いじめの思考と一緒ですね。

愚痴を言っているだけでは変わらない


そこでどのように対応したら良いのかという話ですが、愚痴をこぼしていても、その関係は変わるわけではありません。ではどうするのか、一言で言うと「課題の分離」です。

まずは、具体的に、どういったことに困っているのか、どういったことに不快を感じているのか、逆にどうなったらいいのか、いいところはどんなところかなど、自分がどのような事を思っているのかを、書きだしてみましょう。

そして、それを良くするためにはどうしたらいいのか考えてみましょう。

自分の心地の悪い職場を、自分の心地の良い職場に早くするには、「①仕事を変える」「②自分が変わる」の 2択かなと思いますので、それを実行すれば居心地の良い職場になる確率はあがっていきます。

しかし、気を付けないといけないのは、①を選んだ場合でも、「課題の分離」や「自己理解」が不十分な方の場合には、場所を変えたとしても、残念ながらまた同じような人間関係を繰り返す可能性があります。なぜなら、その人間関係はパターン化しているからです。

そのため、「このようなことを2度と味わいたくない」、「もう今まで十分味わってきたからもういい」 と思うならば、②の「自分が変わる」 を選ぶしかないのです。

自分が変わるとはどういうことなのか


では、自分が変わるということはどういうことなのでしょうか。「よし!変わるぞ」と決心するだけでは、何も変わりません。変わるということは、「行動」を変えるということです。これには、「言語」も含まれますので、「言動」といった方がいいでしょうか。

理論物理学者であるアインシュタインも言っていますね。「狂気とは、即ち、同じことを繰り返し行い、違う結果を期待すること」と。

たとえば、いろいろ言ってくる人に対し、今までは言われっぱなしだったのを、こちらの意見も言ってみる。とか、いちいち反応していたのを暖簾に腕押しの態度をとってみるとか。すると、相手の反応も変わってくるものです。

自分の対応パターンも変えてみると良いということです。自分も相手も、人や場所を変えて、同じパターンを繰り返している可能性があります。

そして、もうひとつ自分自身と向き合ってみる必要があります。そのパターン化した人間関係。その人間関係に登場する人はどこかで経験した関係に似ていませんか?その苦手な人、どこかで経験したことありませんか?

その繰り返される人間関係は、あなたの元家族の人間関係に似ていませんか?
私も今までの最悪な人というのは、ふり返ってみた時に気が付いたのは、自分の母の嫌なところに思いっきり似ていました。敏感に反応してしまうんですよね。

いやだ、いやだ、といいながらも、そういった家族関係、を自分の周りの人間関係に投影させている場合があります。(心理学の投影というのは、簡単に言うと、自分が相手のことを嫌いなのに、相手が私を嫌っていると思うことです。自分を守るための無意識的な心のメカニズムです。)

要するに、いやだと思っていても、慣れているから深層では居心地がいい!そして引き寄せちゃう!なんなら、自分から取りに行っちゃう!」みたいなかんじです。
「嫌よ、嫌よもスキのうち」と自分で実は引き寄せているということです。

そういったことも含めて、人間関係に疲れている方は、自分自身と向き合って自己理解を深めてみる、いい機会をいただいているのかも知れません。

自分とじっくり向き合うことで、もしかしたら、人間関係が悪いのは、自分との折り合いが悪いことが原因だと、気がつくかも知れません。


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