虎の威を借り猫に囲まれるVR
全国放送にあわせて、たくさんの猫が暮らす離島に渡り、VR撮影した話です。
今回初めてyoutubeのサムネイルも作りましたので、2話に分けてお届けします。
私が暮らす大分には、住民と猫が仲良く暮らす猫の楽園 ”深島” があります。
去年1月、その島に動物番組の取材でジャニーズが来たという情報を耳にしました。ビビッと来ましたね。全国放送で話題になれば、多くの人がVRも見てくれる!人の褌で相撲を取るってやつです。または、虎の意をかる狐です。
本当は、かねて深島に行きたかったから、いい口実ができたと思ったからです。
余談ですが、取材に行く際は必ず取材許可を取ります。大丈夫だろうと高を括っていると思わぬところで揉めます。経験則です。
今回は、役場経由で島で猫の世話役をしている住人を紹介してもらいました。家業で忙しかったそうですが、快く承諾頂きました。
その方に電話で猫と暮らす背景を聞き、地図を見ながら撮影スポットを確認。過去の新聞記事なども読み漁り、取材の計画をたてます。その時のメモが残っていました。こんな感じです。
何が起こるかわからないので、非常食も用意しました。
実はこの数日後、海外で起きた地震による津波が来ています。
被害はなかったそうですが、ゾッとしました。
メモにある地図はこちらから拝借させていただきました。素敵なHPですね。
豊後水道に浮かぶ深島は、県南にある蒲江という漁師町から定期船に乗って行きます。朝5時に起きて、8時に出港。正直、眠い。だけど、久しぶりの遠出ということでテンションもうなぎのぼり。船酔いする間も無く到着。幸先の良いスタートとなりました。
下船後、船着場に猫がいません。島の中心に向かうもいません。しかも、山の影になった場所が多く、日差しが届きません。正直、寒い。帰りたい。
温もりを求めて、島の北側に足を向けると、上り坂の斜面は太陽がさんさん。猫たちがぬくぬくとすこ光景が広がっていました。これが、猫の楽園の所以か。幸せな光景が広がっていました。
360°カメラを棒の先端につけて、歩きながら撮影しました。テーマは”猫目線で島をめぐる旅”です。東のビーチでは、猫を追っかけて岩場に潜り、島の中央ではお食事中の猫の隣にカメラを置いて、猫の健啖ぶりを撮影しました。
その後、取材先のみそ工房で、猫たちの暮らしぶりや保護活動の話を聞きました。
興味のある人はこちらをご覧ください。かつね200匹いた猫が3分の1になった話や猫との共生の話がのっています。
さて、楽しかった深島での撮影やざっくりこんな感じ。
次回は、猫島の編集作業やサムネイルの話をしようと思います。
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