《ゲームレビュー》レゴ2Kドライブ
PlayStation plusのフリープレイ2023年12月のタイトルとなっている。
概要
まあ要はレゴで作られた乗り物でレースするゲームだ。
良いところ
ブロックを壊す快感
自分のマシンだけではなく、街中の物は全てレゴブロックでできている。
木や電柱、キノコをアクセル全開で壊した時の快感といったらたまらない。他のゲームでは得られない感覚だ。
感覚としては本当にブロックを壊した時の感覚なのだ。
音も壊れ方もレゴブロックを壊した時の音だと感じ取れる。
自動変形
走る場所に合わせてマシンの形状が変わる。
アスファルトならスポーツカー。砂地ならバギー。そして水上ならばボートになる。
この切り替えは自動で行われる。そして変化の瞬間がまた見ものであり、まるでトランスフォーマーのような変形過程を見られる。とても凝っていて素晴らしい。
フルボイス
文字だけかと思いきや、喋る喋る。しかも日本語だ。丁寧に作り込まれている。
悪いところ
ロードが長い
これはオープンワールドゲームの宿命だが、ファストトラベル※後のローディングが長い。
しかし自分の感覚だが、そこまで広いマップではないように感じる。ウィッチャー3やグランド・セフト・オートならば納得できる。
※マップ内を瞬間移動する行為
文字が小さい
文字が小さくて見にくい。
フルボイスなので音声を聞けばいいと言えばそれまでだが。
カスタマイズ
カスタマイズがやりにくい。
レゴなので、パーツを組んで遊べるのだが、やりにくい。
実物なら楽しいのだろうが、ゲームなのでストレスがある。
ストーリー
賞金を稼ぐという目的に沿ってミッションを進めていくのだが、物足りない感じがある。これも洋ゲーあるあるなのかもしれない。
その他
人を轢けるというのがビックリした。レゴブロックは子供のおもちゃなので、このゲームも子供たちが遊ぶのを想定していると思う。
その割にはグランド・セフト・オートのような蛮行を許されるのは、血さえ出ないものの、違和感があった。
アメリカだから良いのだろうか。
総評
★★★☆☆
ロードが長いのは割り切る。
バグもない良作。しかしカスタマイズもそうだが、車から降りれないなど、惜しいところに手が届いていない感じがする。