仕事を限界までやり続けたツケ
元責任者からの目線で話をさせていただきます。
御了承下さい。
仕事は自分の出来る範囲で頑張らないといけない。
それがお金を貰う対価である。
だが出来る範囲、出来ない範囲ってのが見極めるのが難しい。
手を抜けば必ずそのツケはやってくると思う。
ミスをしたり、他者との仕事量の差は必ずデータに上がり、給与・ボーナスの査定に繋がる。
程々仕事は頑張るのが理想だ。
だが仕事が向いてなくて出来ない人と言う方もいる。
その人は仕事が早くなるコツと言うものが掴めず一生懸命してはいるがマイペースで仕事量が全然上がらず(やらないといけない数量で言えば赤字である)、皆からダメ出しをくらう。
一生懸命しているのにダメ出しをくらうってのは本人にしたら腹が立つだろう。
だが、マイペースと言うのが駄目であり他人の仕事を見て真似て少しでも追いつこうとする姿勢って奴を責任者は見ている。
他人より仕事量が上がらないのであれば、少しでも努力と言うのが必要となってくるのだ。
絶対に出来ない範囲でなければ、他者と同じレベルまで上げていく努力、そうしなければダメ出しをくらい辞めたいと言う気持ちへと繋がる。
逆もある。
普通の人では絶対に出来ない範囲を何とかしてしまう人間である。
会社にとってこういう人間は数名必要であるが、こういう人はネジがぶっ飛んでる人間だろう。
未だにいるが労働基準法36条により月の残業時間が月45時間超えないようにする為にタイムカードを押さずに仕事をしていた私と同じ責任者がいた。
その人は朝3時に来て19時に帰ってを繰り返していた。
仕事が終わらないからである。
自分も自分でタイムカードは打っていたが朝5時に来て夜中遅いときは夜9時半(夜10時からは夜勤手当が付く為9時半で帰っていた)で帰ってまた次の日も同じ様に月末の忙しい時は出勤していた。
普通の時は朝7時半から夜6時半までだった為、それでも中々のハードワークであった。
いつも出来ない範囲をなんとか終わらせていたのだ。
だが限界はくる。
責任者連中が会社を立て続けで辞め無理をし、仕事に行く前に吐いて立ち上がれなくなり救急車で運ばれたのである。
次は精神を病み一ヶ月病気療養で休職。
最終的には社長のパワハラ、ロジハラで更に心を病み退社と言う流れになってしまったのであった。
(詳しくは備忘録として今後書いていくと思うので閲覧よろしくお願い致します)
心の中には常に会社・親会社・社長への不満が募っていた。
できる範囲で頑張らなかったツケである。
楽しようと頑張らない、何とかしようと頑張りすぎる。
そのさじ加減を間違いさえしなければ穏便に仕事は円滑に回って行くと病んでから自分は思う。
だが退社した後、覆水盆に返らず。
考えた所でタラレバな結果である。
次回働く所で生かせればと思い方であった。