帰宅恐怖症!……じゃないかもしれない「2つのパターン」が増えています。
「帰宅恐怖症」という本を出してから、帰宅恐怖症関連の相談をお受けすることが増えてきました。
そんななか今回は、妻からの相談で、最近ふと感じたことを書いていきます。
こんにちは。
夫婦問題カウンセラーの小林美智子です。
夫は「帰宅恐怖症」かも?
妻はそんなふうに思い、自分で自分を責めてしまうことがあります。
でも、お話を聴いていくと本当に帰宅恐怖症なのかな?
と感じるケースが、最近とても増えてきているんですね。
ということで、今回は帰宅恐怖症!じゃないかもしれない2つのパターンをご紹介します。
帰宅恐怖症!じゃないかもしれない2つのパターン
ひとつずつ、ご説明します。
✅パターン1)夫親が介入してくる面倒くさいパターン
この夫親というのは「どちらかの親の力が絶大で、どちらかの親に力がない」というアンバランスな親のことでです。
そのため、母親の場合もあれば、父親の場合もありますが、今回は夫親という書き方をします。
もともと、夫親が自分の思い通りにしたかったり、過干渉タイプだったり、口うるさいタイプの場合、夫は以前から夫親にウンザリしています。
でも、無視したり意見すると余計面倒くさくなることがわかっているため、夫親にハッキリした態度がとれません。
そんな親子関係で、結婚したらどんな結婚生活になるのか?
夫親はほとんどの場合、夫婦間に介入してきます。
そして夫は、妻と夫親との仲介はできないため、ひっかきまわされ夫婦関係がうまくつくれません。
なぜなら、
夫は、もっと面倒くさくなるからと、なぁなぁにして避けようとしますが、
妻としては、夫が夫親に曖昧な態度をとると、夫親の味方をしているように感じてしまうからです。
そして、妻は夫にいろいろ言ってしまいます。
すると夫は、どうしていいのかわからなくなり、家から逃げ出したくなってしまうのです。
▶このような場合、夫は帰宅恐怖症というよりも、面倒くさい家から逃げて解放されたいという想いが強いこともあります。
✅2)結婚したい女性がいるパターン
夫に結婚したい女性ができたとき、どうにか妻との離婚をすすめようとするために妻の落ち度を指摘しまくってきます。
そして妻の落ち度というのは、しゃべり方が多いんですね。
なぜなら、どうしても女性のしゃべり方は否定的だったり一方的だったりするため、もともと男性は苦手なので、そこを突いてきます。
✔言い方がきつかった
✔家で癒されなかった
✔いつも自分が我慢していた
などなど。
でもね、コレってほとんどの妻が言われてしまうようなことなので、後付けで言ってきているようなことが多いのです。
▶このような場合、夫は帰宅恐怖症というよりも、ただただ離婚したいだけという場合もあります。
「帰宅恐怖症」が隠れ蓑になっている!?
お読みいただき、どんなことを感じましたか?
私は、帰宅恐怖症が、隠れ蓑のようになっているように感じることがあります。
帰宅恐怖症というのは……
妻のいる家が怖い!
ということです。
🌸そして登場人物も、夫と妻です(子供さんも含まれますが)
そこに、夫親や異性が登場してしまう場合、帰宅恐怖症じゃない場合もあるのです。
夫婦間で、何か問題が起こった場合、いろいろなものが絡み合い、よりわかりにくくなってしまうこともあります。
だからね、まずは自分のことを責め過ぎずに、第三者目線で冷静に整理することからはじめてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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