離婚につながる…「コントロール」と「ルール」
パートナーをコントロールしようとすると……
コントロールなんて言葉を書くと、
・自分はそんなことしていない!
・コントロールするなんて、やっちゃいけないことだよね!
な~んて、思うかたが多いんじゃないかな。
こんにちは。夫婦問題カウンセラーの小林美智子です。
でもね、自分ではさほど意識していなくても、夫婦間でのコントロールって、結構起こりやすいんですね。
たとえば、ラインに関するルール。
・遅くなる場合はラインすること
コレって、食事のことなどもあるし、心配だし、やはり、ちゃんとラインしたほうがいいと思うんですね。ただ、事情があってラインできないこともあったり、人間なので忘れてしまうこともあります。
そうなったとき、あなたはどんな反応をしますか?
・遅くなるときは、ラインするって約束したよね!
って言いますか?
・それとも、またライン忘れて、いつもいつも、こっちのことも考えてよ!
って言いますか?
どちらにしても、パートナーの声も聴かずに、怒りをぶつけてしまうことってあるんじゃないかな。
もちろん、いろいろな、いいぶんは、あると思います。ただ、パートナーの声も聴かずに、自分の言いたいことを言うって、どういうことかっていうと、
自分の中で、
遅くなる時はラインするのが当たり前!
↓ ↓
遅くなる時はラインしなければならない!
みたいなルールが出来上がっていることでもあるんですね。
そして、この、〇〇ねばならない!
コレが、パートナーをコントロールすることにつながってしまいます。
・マイルールが多いかもしれない
・こだわりが強いかもしれない
こんなかたは気を付けてね。
あとね、パートナーがなにもこだわりがないような場合も気を付けてね。気づかずにあなたがエスカレートしてしまうこともあるから^^
あなたが良かれと思ってやっていることが、パートナーにとってはルール(規則)をつくられて、
あなたが良かれと思ってやっていることが、パートナーにとってはコントロール(管理)されているように感じてしまうこともあります。
ルールやコントロールなんて言葉を聞くと、自分とは無関係だと感じるかもしれません。でもね、夫婦間では、何気ない繰り返しがルールやコントロールへとつながってしまい、離婚問題へと発展してしまうこともあるんですね。
あと、そもそもなことなのですが、
「遅くなる場合はラインすること」というルールが一方的に決められた場合、ルールとして成立していません。なぜなら、夫婦のルールって、ふたりで決めることが前提になっているからです。
最後までお読みいただきありがとうございます。