人生に迷ったら知覧に行け
先日、仕事で鹿児島に行ってきました。鹿児島に行ったら絶対に行くと決めていた場所が「知覧」。そう。特攻隊の基地があった場所なのです。
知覧に行くことになったキッカケ
私は著者の方でもあり、有名なたこ焼き屋さんの経営者でもある「永松茂久さん」のファンなんです。
だいぶ昔、私が仕事の立ち上げをしはじめた当初、とある方に誘われて行ったセミナーで話を聞きました。
その時に話していた「Foryou精神」。Foryouってよく聞いたら当たり前じゃん!という気はしますが、当時は立ち上げたばかりでしたし、あまりよくわかっておらず、ものすごく感銘を受けたのを覚えています。
以前こちらの本の書評も書かせていただいています。
そんな永松さんが、知覧は自分にとって大切な場所なんだ。と仰っていました。知覧に関する本も出版されていて、それも読んで、また感銘を受けて、絶対に行きたい。と思っていたのです。
2時間半の孤独との戦い
知覧には、特攻隊として戦死された方の遺書がたくさん飾られています。ほとんどが親や兄弟など家族にあてられた手紙。とてもキレイな字で感謝が述べられています。
基地がある知覧から、戦地である沖縄までは2時間半だったそうです。
飛び立つ日が決まり、朝みんなから見送られ、一人で2時間半操縦して、体当たりしたそうです。
その2時間半、何を感じながら過ごしていたのか。
それを思うと、とてもいたたまれなく思います。
今の私達ができること
今まで知覧の存在はもちろん知っていましたが、足を運んでみるとやはり感じるものが違いましたし、知らなかったことってたくさんあるなと感じました。
そして、知覧に一度行っただけでは、知覧のことなんてほぼ何もわかっていないようなものだと思います。
ただ、それでも「こういうことが起こっていた」ということを知ることはとても大切だと思います。
今回連れて行った息子はまだ3歳。まだまだ何もわからないと思います。なので、もう少し色んなことが理解できるようになったら、もう一度連れて行きたいと思っています。
そして、しっかりと伝えていくだけでなく、特攻隊の方たちに恥じぬよう生きていく。これこそが今の私達がすべきことだと感じています。
今の私たちは、ほしいものは大体手に入るし、やりたいことは何でもできる。これって当たり前のことではないので、そのことに感謝をしながら、自分ができる最大限のチャレンジをこれからもしていきます。