【エッセイ(ミニ)】食に向かう
昨夜、ネットで松重豊さん主演の
「孤独のグルメ」を観ていました。
なせかときどき観たくなる(!)このドラマ、一度観始めると一気見したくなって止まりません笑。
毎回、お料理もそうですがやはり松重さん演じる井之頭五郎さんの食べっぷりにもカンドーします。食べ終えたお皿を見ても気持ちいいですね。
しかし
出されたお料理を残さずに食べる俳優さんの演技なら
誰でも観てしまうのか?
というと、そうではないんですね。
松重さんだからやっぱり特別なドラマになると思います。
私は特に松重さんの食べているときの「姿勢」に惹かれます。
襟を正して食に向かう。
やがて
並んだ料理のその向こうに見えてくるのは
感謝だったり、人とのつながりだったり
食事をする人それぞれに「何か」が見えてきて
毎日、それと対峙する。
そんなふうに思わせてくれるのが
あの松重さんの「姿勢」です。
私はまだ全シーズン観ていないので
すべては松重さん自身の振る舞いなのか、あるいはすべて演出なのかは
わかりませんが
ドラマ「孤独のグルメ」を観てから、さらにコロナ禍を経験してからは、食事をするということは「日常」であり、「非日常」でもあると、少しずつわかってきました。
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