【詩】聞こえるか
冬の午後
君が
君が僕を好きだと言った
空は青い
雲は白い
風がふいて
木々を揺らす
君が僕を好きだと言った
やがて
震える手は
君を抱きしめていた
遠い空の向こう
鳥が飛んでいった
なあ
聞こえるか
僕は愛されているんだ
震える僕を
君は抱きしめた
ずっと君が好きだったんだ
☆☆ミニ作品解説とおしゃべり☆☆
寒く、厳しい日が続きますね。
片思いだと思っていたら、相手も自分のことを思ってくれていた…。
心が温かく、熱くなるような詩を書いてみました。
※こちらの作品はstand.fmにて私、松本が2023年3月に朗読しています。
よろしければ「声」でも聴いてみてくださいね。
松本アニー★ 続・詩の朗読ラジオ
©︎ 2023 松本アニー
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