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【エッセイ(ミニ)】「緊張」をときどき休む。

コロナ禍になる前
あるアーティストのコンサートへ行ってきました。
高い歌唱力で人気のある方です。

楽しいMCを入れながら

アップテンポの曲からバラード、
アレンジした童謡やカバーソングと
どれも素晴らしくそのアーティストは
1曲、1曲と最後まで手を抜くことなく
歌い上げていました。

感動的なステージでした。


けれど

聴き終わってから
私はどこかグッタリと力が抜けてしまって
少し疲れてしまいました…。

コンサートの前半は心地よかったのですが
いえ、そのアーティストの抑揚のあるパフォーマンスには
本当に感動したのですが

1曲も手を抜かず歌う姿がずっと「全速力」で走っているように見えて
こちらも緩んじゃいけない、というか

ステージと客席の間に張り詰めた空気を感じて
つい緊張して聴いてしまっていたんですね笑。


その時、あらためて

ライブに必要なのは歌唱力だけではないこと

いいパフォーマンは力を抜く瞬間もあること、
「緊張」はときどきを休むことが大事だと知りました。


人はきっと「緊張の継続」が苦手です。

まさに今
日本や世界中でたくさんのニュースが駆け回っていて
SNSを覗くと知りたくなかったことも
うっかり(!)見てしまうことがあります。
もちろん正しい情報は常に必要なんですけども…。

いつのまにか生まれてしまう「緊張」を上手に休みたいですね。

不安な情報を少し遮断して
好きな食べ物のこととか
観たい映画のこと
会いたい人のこと、などなど…
思い巡らせるのはどうでしょう。


ということで、この後私は

「note」サーフィン?してリラックスする記事を見る予定です笑。



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