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「人知らずして」とは

人知らずして恨みず、また君子ならずや

論語

この言葉は、自分の価値を他人に認めてもらおうと意識しすぎてはいけないことを示しています
他人が自分を理解してくれなくても恨むことなく、自分の道を進むことが立派な人の姿である、という意味です。

また、他人に評価されることだけを求めるのではなく、自分が学んでいることや努力していることを他人に理解されなくても自分自身がその学びに価値を見出し、他人の評価に左右されずに学びを続けることの重要性を強調しています。
例えば鉄道の知識に詳しかったり、電車の形で名前が言える人
アニメのタイトルまで覚えている人
声優の声を聞いて名前が言える人
漫画アニメの演説や呪文の詠唱を覚えている人などがいます。

興味を持たない他人の反応は決まって、「何でそんなの覚えているの?」「そんなの覚えてどうするの?」となります。
しかし、自分の興味が人に理解されなくても、記憶したり経験したりすることで、自分の能力は確実に伸びています。

つまり、自分が情熱を持って取り組んでいることが他人に理解されなくても、それを恨んだり諦めたりするのではなく、自分自身の成長や喜びのために続けることが大切です。他人の評価に左右されず、自分の信じる道を歩み続ける姿勢こそが、真の君子の在り方なのです。





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