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リピート確定のコスメ通信11

眉がきれいに仕上がった日は一日中なんとなく調子がいいし、逆もまた然り。ということで長年アイブロウメイクに一日のコンディションを左右され続けたわたしがやっとたどり着いたアイブロウメイクの現在地。もう1年以上この組み合わせでやっているけれども、アイブロウメイクにおける勝率が、かつての2割弱からほぼ全勝まで爆上がりしたので、もうここが終着点なのかもしれない。廃盤にならない限りリピートし続ける所存だ。

① Visee リシェ アイブロウパウダー BR-3

眉はピンク過ぎるくらいでちょうどいい。かつては、髪の毛の色に合わせるのが基本、なんて言われていたし思いこんでもいたけれども、抜け感のある柔らかい雰囲気にするなら眉はピンク。騙されたと思ってピンク。毎日使う消耗品として大変お求めやすい価格である点も加点ポイントで、世の中にこれに勝るアイブロウパウダーがが果たしてあるのだろうか、と本気で思っている。田中みな実がリアルに選ぶ100名品、という美容雑誌の企画でも紹介されたそうで、そりゃあもうみな実のお墨付きなら間違いないでしょう。

②  Visee リシェ インスタント アイブロウ カラー BR-2

アイブロウパウダーで眉の形を整えたら、仕上げにアイブロウカラーでカラーリング。眉が益々ピンク味を帯びて、柔らかくて雰囲気のある垢ぬけ美人のできあがり。立体感のあるふわふわ眉毛になるので、優しい印象になるのが気に入っている。美人かどうかの判断基準は人それぞれですし、垢ぬけているか、優しい印象かどうかを決めるのは本人以外の第3者であるべきなので、アイブロウメイクはまったくもって自己満足の世界だ。これもまた大変にお求めやすい価格で提供してくださっており、もうわたしはコーセー様には足を向けて寝られない。

③ エレガンス アイブロウ スリム

アイブロウパウダーだけでもそれなりに形を整えられるくらいには、熟練の技術を持っているという自負はあるけれども、どうやって調整してもなんだか決まらない日もある。そんな時にはアイブロウ界の巨匠アイブロウスリムのお出まし。

@コスメで5.8ポイントという驚異の高評価を維持し続けている伝説のアイブロウペンシル。ホルダーが2,200 円(税込)、カートリッジが1,980 円(税込)でセット価格は4,180 円(税込)というアイブロウにしては強気の価格設定だけれども、アイブロウこそメイクの要と信じて、社会人の初期の頃に購入して以来、もうずーっとカートリッジを購入しながら使い続けている。アイブロウパウダーや眉マスカラはあれやこれやと色々試したけれども、アイブロウスリムについては一貫して切らすことなく使い続けている。これを知ってしまうと他のものでは満足できなくなるという悪魔のアイテムともいえるのだけれども。

その名のとおり、とてもスリムで細かい調整が可能なので、なんとなく足りない部分をちょっとだけ描き足すのにちょうどよく、眉の角度の微調整や、眉尻の細かな調整に抜群のパフォーマンスを発揮する。一体このアイブロウスリムが誕生する前の世界では、みなさんはどうやって眉メイクを完成させておられたのであろうかと考えてしまうくらいに、なくてはならないマストアイテムだ。普段は、持ち歩き用のポーチに入れて、化粧直しに使っているのだけれども、朝の眉メイクで困った時にはポーチからわざわざ取り出して使っている。めんどくさいことこの上ない。家置き用にもう1セット欲しいと10年くらい思い続けているのに、なぜかなかなか買わないわたしの不思議。買おうと思ってカウンターに立ち寄るたび、まあ1本でなんとかやりくりできているしな、今じゃなくてもいいしな、と先送りにしていたら10年なんてあっという間に過ぎてしまうのだという現実に戦慄している。

映画『マイ・インターン』を久しぶりに見た。ロバート・デ・ニーロ演じる70歳の見習い社員インターンベンこそ、バランスが良い人のお手本だなと思った。公平で中立的で寛大でちょっとシャイでかわいいベンみたいなロバート・デ・ニーロが会社にいてくれたら、みんながのびのび働けるのにと思うなど。悩める若者にも、迷える経営者にも、押しつけがましくない的確なアドバイスとサポートができて、みんなが素直にそれを聞き入れるベンの人望。誰も敵にせず、誰も悪者にしない。ベンにはなれなくても、少しでもベンに学んでギスギスした空気を和らげる存在になれたらいいなと思う。

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