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ボディブラシとフットブラシのススメ

もういつから使い始めたのか思い出せないくらい長くわたしの生活になくてはならないアイテムになっているボディブラシ。今まではなぜだか木製のものにこだわり続けていた。木製のものはたしかにおしゃれなのだけれども、使い始めて間もなくカビに浸食されてしまう。風呂場で使って風呂場で保管していたらそりゃあカビも生えるよね。それほど高いものでもないので、定期的に買い替えるなどしてやってきたのだけれども、「あのー、毎回毎回カビに泣かされているんだし、もういっそプラスチック製じゃだめですかね」とどこからか声が聞こえてきたような気がしたので、今回初めてプラスチック製のものを買ってみた。

ボディブラシを選ぶポイントは①ブラシの硬さ、②柄の長さ、③ブラシ面の大きさ、の3点かな。背中全体を無理なく丁寧に洗えるかどうかがポイント。最初はこんな硬いブラシで繊細な卵肌をこすっていいのかとビビり散らかしますが、慣れとは怖いものですね。ナイロンタオルは肌にダメージが大きいので、できれば手のひらを使って泡で包み込むように洗えなどと指導されてきたゆとり世代の素肌は意外と刺激を求めているのかもしれない。マイルールとしてボディブラシを使うのは週に一度と決めているので、週に一度、いつもより長めに湯船に浸かって十分に肌をふやかした後、ボディブラシの登場。ブラシにボディソープを多めに乗せて手のひらで泡立てて、いざ。まずは背中、それから腕、鎖骨周りから膝やくるぶし付近など、汗をかきやすい場所、垢がたまりやすそうな場所をくるくるとマッサージしながら洗っていく。最初にナイロンタオルで余洗いは済ませているとは言え、ふやけた肌からは余洗いでは落としきれなかった垢が落ちていくのが実感できる。最後に泡を流すと、触れるとキュッキュと音がするくらいに肌が素の状態になっている。何もかもが落ちたという感じ。洗い立ての陶器の皿のような。ボディブラシを使い始めてから、背中ニキビなどのトラブルが格段に減った。むしろ、洗いあがりの陶器のようなキュッキュッと鳴る(気がする)背中を「ちょっと触ってみてよ」と差し出したくなるほど。

先代の木製のボディブラシがカビに浸食され、ある日ブラシ面がパキッと割れてしまい処分した後、新しいブラシを選んで届くまで、2週間ほど間があったのだけれども、改めてボディブラシがすでにわたしの生活において必須アイテムになっていることを実感した。週に一度のボディブラシによる背中陶器化の儀式により、わたしの心の安寧が維持されていると言っても過言ではない。

ボディブラシの柄の長さは長ければ長いほどよいというものでもなくて、長すぎて逆にかゆいところに届かない現象も発生したりするので、自分好みのボディブラシに出会うまでひたすらトライ&エラーの繰り返し。わたしレベルのボディブラシ遣いになると、多少の不具合はブラシコントロールで挽回できるので、ボディブラシ選びにおいてはわたしは割と冒険派だ。毎回ちがったものを買ってみている。

あと、ボディブラシと合わせて、なくてはならないお風呂アイテムがフットブラシ。

これはもう毎日使っている。足の裏は毎日しっかり洗いたい。角質ケアにもなるし、なんといってもニオイを防ぐ効果が高いと思う。ゴシゴシとデッキブラシでプール掃除をするような感覚で、足の裏を洗う。足の匂いに悩むすべての人におススメしたいアイテムだ。足の匂いって自分で自覚があればまだいいほうで、無自覚にハラスメントを起こしている可能性を人類はみな疑ったほうがいいと思う。足がくさくない人なんていないと思う。足はくさいものだ。恥ずかしいことではない。かわいい顔をしたアイドルだって、クールでスタイリッシュなモデルだって、お嫁さんにしたいランキングで一位に輝く女優だって、きらっきらの読者モデルだって、みんな放っておけば足はくさいのだ。足の裏は1日にコップ約1杯分程度の汗をかくとも言われており、一日何千歩も何万歩も歩く人間を支えているのだ。くさくないはずがない。文句も言わずに過酷労働に従事している足裏をせめて毎日きれいに洗ってあげたい。あなたを苦しめるすべてのことから守ってあげたい。

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