私のnoteの書き方
今回は全盲noterである私が、いつもどうやってnoteで記事を書いて投稿しているのかについて、最近フォロワーになってくれた方も多いので、改めて書いてみたいと思う。
まず最初に点字で下書きをすることから始まる。
その時に使っているのが、「ブレイルメモ」という、ディスプレイ上に点字が出てくる電子手帳のような機器である。詳しく知りたいよって方は、お手数ですがググってみてほしい。
この機器を使うと、それまでは文字の削除や付け足しができなかった点字でも、それらの編集作業ができるようになったのでとても助かっている。
時代が移り変わっても、生まれつき全盲の私にとって、1番重要なツールは点字だと思っている。パソコンやIphoneなどで読み書きする普通の文字は、点字で書いたことを伝えるための、あるいは点訳されていない情報を得るための第2ツールだと考えている。
だからnoteを書く時にも、直接サイトやアプリの下書き画面に書くのではなく、点字で一通り記事の下書きをするようにしているのだ。
下書きを終えてからは、パソコンを使っての更新作業に入る。
ブレイルメモに書いた下書きのデータの点字を読みながら、画面音声読み上げソフトが入ったパソコンのワードに清書しがてら打ち込んでいく。
そうして文章を全て打ち込んだ後、パソコンの音声を頼りに一文字づつ読みながら誤字脱字が無いか確認していく。
しかし音声だけで誤字脱字を完全に見つけ出すのはどうしても限界がある。だから所々読みにくかったり誤字脱字があったりすると思う。そのような時はコメントなどで優しく指摘していただけるとありがたい。
それらの作業が終わると、いよいよnoteに記事をアップする。
私の場合投稿する時はPcサイトから更新している。エッセイのような長文は、noteアプリよりもパソコンを使う方が安定感があってやりやすいからだ。
その後Iphoneアプリの編集画面から、見出し画像やタグ入力をして、再び公開するのところをタップして作業終了である。
ということで、全盲noterである私のnoteの書き方を、ざっとではあるが説明してみた。
現在は毎日投稿しているので、施設のプログラムの合間にそれらの作業を半日から1日かけてやっている。
ちなみに過去にエブリスタやカクヨムやステキブンゲイなど、様々なサイトで活動していた時にも、上に書いたのと同じやり方で投稿していた。これまでの投稿サイト歴についてはまた後日書きたいと思う。
そんな感じで、今はnoteが1番居心地が良い。
これからもできる限りnoteで活動し続けていきたいと思っているので、皆さん応援よろしくおねがいします。