ブランド力を上げるために必要なこと
ハンドメイドビジネス学校講師・中小企業診断士の小沼です。
「ブランド力」は、ビジネスを成長させるために必要なものであり、コンサルティングの現場でもよく耳にします。
ものづくりの分野でも、制作物(商品)がどうお客様に見えるのか、魅力的に見せるにはどうすればよいか、といったことを深く考えることで、息の長い商品になるケースが多いように思います。
ブランド力とは何か
ブランド関連の書籍は世の中にたくさんありますし、色んな方のお話も全て一理あると思うことが多いですが、私なりに少し「ブランド」を紐解いてみたいと思います。
ブランド作り≒ファン作り
ブランド力を高めようとする時に大事なことは、そのブランドが誰かの大切な存在であることではないかと思います。
商品・サービスブランド、時にはセルフブランディングにおいても言えることです。
誰かの大切な存在になり得るか
人が好みのブランドを心から敬愛する時、その思いを伝える強さは半端ないですよね。いくらでも語れてしまうことがあると思います。好きであることを、とにかく伝えたいという気持ちが前に前に出てしまう・・これがブランド力だと思うのです。
もちろん、ただ秘めていたいということもあるので、全てが当てはまるわけではありませんが、誰かにとって大切な存在であることが、ブランド力を維持向上させていくために必要なことだと思います。
ブランド力を高めたいなら
企業活動、商品開発において自分だけに気持ちが向いていると、なかなかブランド力を上げられないのではないかと思います。
誰かを楽しませたい、外に向かう姿勢、行動、表現がもたらすものが「ブランド」であると考えています。
自己満足だけではブランド力はつきません。自分の行っていることが、どんな風に人に良い影響を与えるか、誰が喜ぶ姿があるのかを考えていくことが不可欠なのです。
ハンドメイド作品を作る時にも
今までは自分の好きを優先して作っていた作品を、誰かのどんなことに役に立ちたいか、喜んでもらいたいか、顔を思い浮かべながら制作することで、心遣いが作品にも映るのではないでしょうか。
これがブランド力を上げる第一歩になると考えています。
合同会社ロータステーブル 小沼梨沙
今回の内容については、こちらの音声配信でも紹介しています。
2024年2月18日放送