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2021年→2022年に向けて【ライター活動の振り返り+αをまとめてみました】
2022年、初投稿です。本年も気持ちを引き締めて、一つひとつのことに取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いします!
さて、今回は2021年の振り返りと今後の目標を書きます。
私が去年に行なったことを書き出してみたのですが、4つの軸「noteでの情報発信」「ライター・取材の仕事」「編集の仕事」「プライベート(読書・学び・イラスト)」にわけることができました。
仕事に関しては言える範囲になりますが、私が経験したことをシェアしますので、皆さんのご活動の参考にもなれば幸いです。
※少し長いので、お急ぎの方は興味のあるところからお読みくださいね。
2021年振り返り【noteでの執筆活動】
まずはnoteでの情報発信について。2021年はnote投稿をはじめて2年目でした。
【noteに関する出来事】
・noteで「今日の注目記事」入り。公開4日で10,000ビュー突破
・イベントレポートがnote公式マガジンに掲載された
・ライターさん向けアプリにも、noteが掲載された
とくに大きな出来事としては、ライターさん向けのハウツー記事が「今日の注目記事」になったこと。
ちょうどこの時期、私も新しい仕事を探していて、面談の準備をしていました。これまでの経験から、「面談のときにはこれを聞くぞ」という鉄板の質問があって、それをEvernoteに書き出していて。「せっかくなら、noteにまとめて他のライターさんにもシェアしよう!」と考えて作った記事でした。
意外な反響があったのが、イベントレポートです。noteさん主催によるオンラインイベントに参加して、その内容を私なりの解説を入れて再構成したところ、参加者さんから「復習になりました」とコメントを多数いただきました。
ライターさんや書き手の方々の気になるところとしては、「noteで書いた記事を読んでほしい。もっと読まれたい」と思う方もいらっしゃるかなと思います。こうしたお役立ち系の記事は、読む人も目的があって読んでいるので、フォロワーさん以外の人にも見てもらいやすいのかなと。
その意味でいうと、”読書感想文”も2021年によく読まれたnoteでした。「本の内容を知りたい」「ほかの人がどう思ったか興味がある」人が読んでくれるので、積極的に書きたいテーマです。
あえてやらなかったことを挙げると、PR記事の投稿です。noteを見てくださった企業さんから、「うちのサービスについて記事を書いて、橋詰さんのnoteに載せてくれませんか?」と度々打診をいただいているのですが、現状全てお断りしています。
それは、私が紹介したものを実際に買ったり、使ったりする人がいるかもしれないから。よく知らないものを紹介するわけにはいかないので、今のところはやらない方針です。
ただ、私がまだ知らない良いもの・新しいものと出会う機会(そしてそれをシェアして広める機会)でもあるので、それを失いたくはない。記事内でむやみに推奨せずに、「試してみました」系のレビューnoteならありなのかな……とは考えています。あとはPR記事であることを明記するとかでしょうか。
このあたりはnoteを続けながら、考えていきたいなと思います。
2021年振り返り【ライター・取材の仕事】
次は、ライターとしての活動について。今年の春先に、継続していた案件を離れることになったため、新規のお仕事を積極的に探してきました。
【ライターとしてやったこと】
・HR tech系企業さんの事例紹介を執筆
・出版社さんの女性向けWebメディアに参加
・クラウドワークス社のオンラインイベントに登壇
・noteを使って「仕事依頼ページ」を作成、公開
具体的な活動としては、企業さんのホームページ更新案件で執筆のお仕事をしました。インタビュー形式の事例紹介を書くことができて、テーマ的にも、文体や記事づくりの面でも勉強になりました。
実績をnoteに公開したところ、出版社さんやIT系企業さんから何度かスカウトをいただくように。オンラインで面談を行なって、私の希望と先方のご希望がフィットするメディアさんで、執筆・取材ができるようになりました。
業務まわりで、もう少し細かいことを言うと、このようなお仕事を経験できました。
【ライター業務でやったこと】
・インタビュー記事を7本執筆した
・1記事6,000字以上のロングインタビューを書いた
・初めて対談記事を書いた
・オンライン取材やアポ取り、インタビュー先の提案もできた
最近の変化でいうと、取材やインタビュー記事の執筆ができるようになって、これまでにあまり書いたことのないジャンル(健康・教育など)も担当する機会が増えました。そうなると、私自身が理解するまでにすごく時間がかかってしまうので、まだまだ勉強は必要です。
執筆面では、私自身が「もっと知りたい」と思ったテーマをより深く知ること。担当しているメディアの記事もよく読んで、記事づくりに活かすこと。
取材に関しては、お話の聞き方を重点的に学んで、実践したいなと思います。
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オンライン取材やセミナー登壇中の時間管理に、IKEAでミニサイズのアナログ卓上時計を買いました。残り時間がひと目でわかるのでおすすめです!
2021年振り返り【Webメディア編集】
ライティング以外にも、Webメディアの編集のお仕事もやっていますので、編集案件についても書いてみます。
現在関わっている案件では、記事チェックやリライト、ライターさんへのフィードバックなど、品質管理を担当しています。
【編集の仕事で起きたこと】
・Googleのアップデートの影響を受けた
一番大きかったところは、2021年7月のGoogleアルゴリズムアップデートの影響を受けたこと。月間PVが減ってしまった記事に対して、今は記事の見直し・リライトを行うことで良いメディアづくりを目指しています。
最近の傾向としては、出版社さんが運営するWebメディアが検索上位にあがってきています。出版社さんの強みは「取材ができる体制があること」「ベテラン編集者さんがいること」だと私は思っていて、コンテンツの質がとにかく強い。記事を読めば「どれも良い記事ばかりだ」とわかります。
それは私も出版社さんの案件に参加して、編集者さんたちの記事に対する厳しい眼差しに「こうやって出版物はつくられていくのだな」と。そうした仕事が、”価値あるメディア”として揺るぎないブランドを作っていくことも知りました。
今の私の立場ですと、品質にこだわったWebメディアが競合になるので、チェッカーとしては「ライターさんには良い記事を作ってほしい」「直す余地があるところは、直してほしい」とお願いすることになります。Googleの影響を受けていることも要因ではありますが、それだけではなくて、どこのWebメディアに行っても「良い記事を作って」という要望でご依頼していると思うので、それは知ってほしいなと思います。
(いつもフィードバックに対応くださるライターさん、本当にありがとうございます! 皆さんの頑張りに応えられるよう、私もライターさんの成長を応援できるようなフィードバックを心がけていきますね)
2021年振り返り【読書・学び・イラスト】
ここからは仕事とは別で、プライベートで取り組んだことを書いてみます。2021年は「デジタルイラストを描けるようになりたい」と一念発起した年でした。
【プライベートでやったこと】
・イラストに関する本を10冊以上読んだ
・2つの美術館に行った(SONPO美術館/うらわ美術館)
・イラストレーターさんのSNS戦略から運用法を学んだ
・アートやイラスト系のYoutubeチャンネルを観た
・WacomさんやPixivさんのオンラインセミナーに参加した
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きっかけは、好きなゲームのファンアートを描きたいと思ったこと。それと少し前からアート鑑賞が趣味になって、「絵を描けるようになったら、もっと絵のことがわかるのに……」と考えていたことでした(ゴッホの解説本を読んでも、絵の用語がちっともわからなかったから)。
そこで、年始めにWacomの板タブとCLIP STUDIO PAINTを買って、少しずつ絵の勉強をはじめました。
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最初の1~2ヶ月くらいは、初心者のつらさを実感することに。やり始めは本当にうまくいかなくて、でも周りには上手い人ばかりで……。理想と現実のギャップがとにかく苦しい。絵は、ひと目見れば「上手いかどうか」がわかってしまうんですよね(自分の目も肥えているので)。
その体験もあって、今年はnoteで「初心者ライターさん向け」の記事を多く書いてきました。イラストレーター界隈で情報発信しているプロ絵師さんのように、私も「ライターになりたい人に、書く仕事をするために必要なこと」や「書くことが楽しくなるために知ってほしいこと」を伝えたい。
とくに影響を受けたのが、イラストレーターのさいとうなおき先生です。ポケモンカード公認イラストレーターさんで、2021年だけで著書を2冊出版。Youtubeチャンネル登録者数は84万人(2022年1月時点)を超えています。
私にとっては、絵のことも、仕事に対する考え方も教わった恩師です(私が一方的にそう思っているだけではありますが笑)。
私が思う”さいとうなおき先生の魅力”は、「自分の経験を全部教えちゃう」ところにあります。その真骨頂が、3ヶ月上達法。
これは先生がモンスター絵師からキャラクター絵師にキャリアチェンジするために、実際に取った行動です。
「お手本のイラストレーターさんの絵を用意して、その人の絵柄でオリジナル作品を本気でつくる。完成したらお手本と自分の絵と見比べて、課題を発見する。次で改善する(=PDCAをぐるぐる回す)」という上達法を、ご自身の経験とともにシェアしています。
この上達法、実際に真似してやっていらっしゃる方がいるのですが、本当にストイックなやり方なんですよね。たとえば文章でやるとすれば、
第一線で活躍しているライターさんの記事を見て、その人の書き方を真似して記事を書く。
できあがったら、お手本と自分の記事を見比べて、どこが悪いか徹底的に探して書き出す。
その中から課題を1つ決めて、直すべし!(その後は1~3の繰り返し)
と言っているので。こうした熱量のある話や「フリーランスとしてどう生きていくべきか?」などの話もしているので、ご興味のある方は動画もご覧ください。
クリエイターさんたちの活動を見て、「じゃあ私はどうしようか」と考える時間も増えました。今考えていることは、
絵の勉強は続けたいし、スクールにも行きたい
描きたいものを作るためのインプット(感動体験)を増やしたい
イラストレーターさんやギャラリーに取材できるようになりたい
今はまだ何も実績はありませんし、エンタメ・イラスト業界との繋がりもありません。でも、絵に関わることをしたい気持ちが出てきたので、今後チャンスを掴めるようにやっていきたいです。
2022年にやりたいことは?
今の私にとっての優先事項は、取材の技術を磨くこと。とくにお話の聞き方をもっと知りたいと思っているので、自分以外のインタビュアーさんたちのやり方を知るための行動を取りたいです。
現状やっていることは、案件でお世話になっている編集者さんのフィードバックを参考にすること。テープ起こしをしながら「これを聞けばよかった」と考えること。
それと、他で取材の仕事をしている方にも相談しています。私が経験した失敗は、やっぱり別の場所にいる先輩方にも似たような経験があるので、学べることは多いです。
これからやれそうなこととしては、
取材の仕事をやる
人に会って、インタビューのつもりで話を聞く
家族との会話でも「深堀りすること」をやっていく
インタビューライターさんと話をする
話の聞き方ジャンルで本を読む(とくに新刊を)
インタビューライターのスクールも検討する
セミナーに参加する
取材中のあの独特なライブ感が難しいなと感じていて、そこをどうやるかが課題です。「なにを聞いたらいいのかがわからない」状態になってしまう経験をしたことが、最近の反省なので。
「聞くべきことをしっかりと聞くこと」「想定していなかった流れになっても、ちゃんと目の前にいる相手の方からお話を伺うこと」が大事だと思っていて、それをやれるインタビュアーになりたいなと。
そうやって良い取材と記事づくりをして、読者さんに「読んでよかった」と思ってもらえるように。そのことを胸に刻んで、2022年もやっていきます。
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