【読書レビュー】『人が集まる中小企業の経営者が実践している、すごい戦略 採用ブランディング 新版』を読みました
今週は『採用ブランディング』の本をじっくりと読みました。
私が普段ライターとして書かせていただいているのは主に採用・適性検査の領域がメインなのですが、採用手法にもいくつかのアプローチがあるので、もっと広く知って知識を深めて、トレンドも掴んでいこうと読んだ本です。
採用ブランディングとは、自社にとって良い人に来てもらうための手段の一つ。
就活転職メディアで多くの応募者を集めるだけでは、人数は集まっても、「共感度の高い人(定着しやすい人)」が集まりにくい。
だから自社の強みを信じて、コンセプトを明確にし、理想の人材を集めていけるように設計していくこと。
それらを重視する採用ブランディングが必要なのだというお話が、本の中では語られていました。
応募者の方に適性検査を受けていただく前のステップ、母集団形成の段階で「いかにして自社に興味を持ってもらうか」という論点だと理解しました。
(本の中では、母集団形成至上主義をやめよう、と書かれていました)
その点でいえば、情報発信のあり方が左右するのかなと個人的には感じます。
ずっと以前に、求人媒体のライター職について現場でお話を伺ったときに、
「大手や有名企業には応募者が集まるけれど、中小企業はその会社を知らない人がほとんどだから応募者数を増やすことが難しい。だから、ライターが良い求人を書くことが大事なんだ」
と教えていただいた経験があります。当時はまだあまりピンときていなかったのですが、その話を思い出しました。
人と組織の間にあるもの、関係性を繋ぐものについて、今は思案できるようになったからかもしれません。
一ライターとしては、今後はその部分でもご支援ができるように、言語化できるといいものをよく見つめて、それを理想的な形に創り上げる力を養っていきたいものです。
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