京都巡り#12 南禅寺界隈にて早朝桜巡り
アオイです。3月から4月にかけて、南禅寺界隈の桜を見に行きました。この京都巡りnoteでは、私は京都の何が好きなのかを言語化することと、私の見た景色を他の人と分かち合うことが主な目的となっております。それではよろしくお願いいたします🛤
3月30日の桜
蹴上インクライン
秋の南禅寺紅葉巡りの時から、私は春にもここへ行きたいと思っていた。蹴上インクラインは、京都屈指の人気桜スポットだと思っている。人が少ない時間を狙うならば、平日の早朝だろう。
というわけで、3月30日、私は夜明け前に起床して、始発で蹴上までやってきたのだった。
人が……結構いる!?まだ6時にもなっていないこんな朝早くから、皆一体何をしているんだ……(他人のことは言えない)。
桜は満開近しといったところか。人の多さに圧倒された私は落ち着きを取り戻すために、一旦インクラインから出て南禅寺に行くことにした。
南禅寺
南禅寺近くの店前の桜。綺麗すぎた。
南禅寺に着いた。そんなに桜の木自体がなさそうであるが……。
三門の奥に見える景色が美しすぎたので、写真を撮った。
本当は三門の中に入って景色を見下ろして「絶景かな」と言いたいところだ。しかし現在朝6時、まだ入れる時間ではなかった。
朝の爽やかな空気と、桜のピンクと、南禅寺の景色がマッチしている。最高だ。
水路閣にも行ってみた。あの激混みでお馴染みスポットなのに人っ子ひとりいない。ここで撮影をしていそうな人は、インクラインに心を奪われているんだろう。というわけで、桜の時期の早朝は水路閣が穴場かもしれない。
南禅寺を出て、再びインクラインに舞い戻る。ねじりまんぽと桜と奥の山も美しい。とにかく蹴上は景色が良い。見ていて落ち着く。
反対側からはこんな感じだ。レンガが良い感じである。
インクラインの横には公園のような憩いスポットがある。今日は仕事があるので行かなかったが、以前ここでゆっくり過ごしたなぁ。
舞い戻ってきたインクライン。線路の中心で、ベストショットを撮るべくカメラを構える者たちがいる。構えるというか、地面にへばりつく人さえいた。命懸けだ。インクラインは早朝でもカメラ激戦区なので、人を入れずに撮るのは至難の業なのである。どうやって撮ろうかと考えていたら……
ふと逆方向を向いて撮ったら良い感じに撮れた。桜のトンネルのような感じが出ている。
この角度も良い。本当は線路の中心で撮影したいのだが、「中心に行くのもな……」という気持ちになってしまい、端からである。
早朝の南禅寺界隈は楽しかった。朝の澄んだ空気が心地良く、朝散歩に来たいぐらいだ。ちなみにこの後時間があったので、鴨川の桜を見に行った。別記事で投稿する。公開をお楽しみに。
4月8日の桜
今年行きたかった蹴上インクラインの桜も見れたので満足していた私は、とある京都桜noteを読んだ。
ひばりんさんという方が書いたものだ。私の京都巡りnoteにいつもコメントをくれる。スキをもらうだけでも嬉しいのに、有難い。内容は「岡崎疏水の桜」であった。疏水が緑で美しいと思ってスキを押した。
そして気付いた。私は岡崎疏水まで行ってなかった。先週、何回も夜明け前行動をして疲れていたので、今週は体調管理のため行かないと決めていた。でも行きたくなってしまった。どうしたらいいものか。
そして4月8日、当然の如く私は夜も明けないうちに起きて、始発で蹴上まで向かうのであった……。
蹴上インクライン(再)
蹴上駅に着いた。
蹴上駅を出てすぐのこの景色が、ものすごく好きだ。
桜は先週より少ない。散り始めだった。私の行かない間に満開となったようだった。
鏡越しで桜を撮れることに今更気付いた。来年蹴上に来るかは分からないが、またいずれ撮ろう。
先週のような多さではないが、やはり撮影する人はまだまだいる。人気である。
線路の中心で撮影した。かなり加工もした。良い感じである。
岡崎疏水
インクラインを出て、疏水へ向かう。
観覧車が見える。ここは京都市動物園だ。ちなみに行ったことはない。
やっぱりこの辺りの景色が好きだ。歩いているだけで楽しすぎる。
疏水の桜は葉桜になりつつある。でも見頃過ぎの桜も良いと思えてきた。
疏水からの朝日は綺麗だった。何枚も撮ったが、初期設定そのままで見たままの景色を撮るのは難しい。加工して、限りなく見たままの景色に近づけた。
西側の景色も良い。どこを見ても良い。
京都市京セラ美術館と桜の組み合わせは最高。ちなみに私はアンディ・ウォーホル展の開催を待ち続けている人の一人である。知識としては、名前と作品を少し知っているぐらいだ。京都で開催されると知って行きたくなったのに、このご時世で長らく延期となってしまっていた。それが今年、ようやく開催されるのである。楽しみだ。
鳥居に着いたので、折り返すことにした。南禅寺へも、足を延ばす。
南禅寺(再)
南禅寺へ行く道中、沈丁花(ジンチョウゲ)の花を見つけた。沈丁花、歌詞に出てくるイメージだが、こんな花なんだ。
南禅寺では枝垂れ桜が見頃を迎えていた。美しい。やはり他の桜は散り始めであった。土日がちょうど見頃だったんだろう。
桜が散り始めということは、川に花びらが流れているということだ。綺麗。
南禅寺から蹴上駅まで行く時に金地院の前を通るのだが、一度も入ったことがない。庭が有名らしい。機会があれば行ってみたいものだ。
まとめ
念願の春の蹴上インクラインに行くことができた。何度も行っているが、初めてここで桜を見た時の感動に勝ることができない。
心か……。「最高」「幸せ」という気持ちの時に来られたらいいのだが、タイミングが合わない。その逆で、その場所に行って「景色が美しい」「綺麗」「最高」な気持ちになれる時もある。その時は大体初見だ。初見の時の感動を超えるのはかなり難しいかもしれない。
3月30日に見に行った当時、京都の桜が続々と満開していた。あらゆる場所に行きたいが、ある程度絞らないと疲れるしお金も尽きる。そんなこと考えなくてもいい程のお金と無尽蔵の体力と丈夫な体が欲しい。でも、そうなると私は人間ではなくなっている気がする……。
そして、今後のnote投稿リストも貼っておこう。
終わりまでまだまだといったところだ。4月中に投稿を終えたいが、どうなるのか。この事態、逆にnote速筆の練習になるかもしれないと思って、取り組むのも楽しそうである。楽しく書いていこう。