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コーヒーを飲んで、健康で長生きしよう
「コーヒーは健康に悪い」という印象はありませんか。
最近は「コーヒーは健康に良い」が定説になっているようです。
超一流の医学論文雑誌「NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE」に、
39万人を対象とした 研究で、世界が驚愕しました。
「コーヒーを飲む人は、飲まない人に比べて死亡率が低い」
コーヒーにはどんなメリットがあるのでしょうか。
◆コーヒーを飲むほど糖尿病になりにくい
「コーヒーが糖尿病の予防になる」と世界各国からの報告があります。
コーヒーを飲まないグループに比べ、1日1杯飲むグループは、糖尿病発症リスクは0.92と低く、1日2杯で0.85、1日3杯で0.79と、飲む量に従って発症リスクが減少していました。
カフェインレスコーヒーでも、同様の効果がありました。
◆コーヒーは肝炎、肝硬変、肝がんにもいい
肝炎など、慢性の肝臓の病気を患っている人は、肝硬変や肝臓がんになりやすいですが、コーヒーにはそのリスクを下げるという報告が多数あります。
◆コーヒーは認知症やアルツハイマーにもいい
コーヒーが認知症の予防になるというデータも豊富です。
「カフェイン摂取はほぼ確実にパーキンソン病のリスクを低下させる」
という頼もしい報告もあります。
◆コーヒーはガンの予防にもなる
メタアナリシスという大規模な統計研究によると、
コーヒーを飲む人はがんのリスクが13%低下しており、
コーヒー1杯当たり3%リスクが低下していました。
有効ながんの種類として、肝がん、膀胱がん、乳がん、口腔咽頭がん、大腸がん、子宮体がん、食道がんが挙げられています。
◆コーヒーは1日何杯飲んだらいいの?
「1日4杯以上で全死亡率が低下し、3杯以上で心臓病リスクが低下する」
など、諸説があります。
国立がん研究センターのホームページによると、
1日4杯までは、飲めば飲むほど死亡率が下がっています。
コーヒー好きの私にとってはうれしいデータです。
しかし、5杯以上飲むと心臓病のリスクを高めるので注意しましょう。
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参考資料
1)加藤昌之、野田光彦:「コーヒーを飲む」,アンチ・エイジング医学 10(4): 549-555, 2014
2)齋藤英胤:「コーヒーとアンチエイジング」,『アンチエイジング医学の基礎と臨床第3版』:314-315,(株)メジカルビュー社,2015
3)国立がん研究センターのホームページhttps://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3527.html
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