屋号といいますか、活動する時の名称とでも言いましょうか、決める時にはたいそう悩んだものです。
きっかけは、カウンセリングの活動のために、私書箱の利用を始めたことです。自宅マンションは居住専用であることと、それよりも安全面から自宅でカウンセリングはできないと思っていたからです。それで、屋号の登録をどうしようかと考えたのがまず一つめ。
もう一つは、1㎡ショップを開く時の店名です。
これは主にジュエリーだったのですが、カウンセリングとジュエリーを両方売りにするには、あまりジュエリー寄りでない方が良いかなと思いました。
「こころ」「マインド」そういう言葉がついた名前は、ちょっと検索すると沢山ヒットします。つまり、私なんぞが考えつく言葉の組み合わせなんて、他の誰かが先に使っているということ。
遠い国で、同じものを表す言葉?
〇〇のようにあれ、と願うような言葉?
言葉は沢山あるのに、いえ、ありすぎて溺れているような状態です。
そんなある日、やまと言葉の本を読んでいたら、「花笑み」という言葉がありました。関連する言葉に追加する形でほんの一言出てきたその言葉がなぜか心に残り、改めて調べてみました。
花が咲くこと。
咲いた花のような笑顔。
「咲」は本来「わらう」という意味だそうです。
キャリアにしろ心理的な相談にしろ、心のつかえが少し楽になった時に、ふっとこぼれる笑み。まだ寒い時期にほころんだ、春先のお花のようです。
私は宝石鑑別・ダイアモンド鑑定のディプロマがあり、依頼を受けてジュエリーのデザインやプロデュースをすることがあります。納品した時に、箱を開けたお客様のお顔がパッと華やぐ様子も思い出しました。
こういうジュエリーケースを開けた時に、思わず「わぁっ💕」という声があがって、瞳がキラキラしてとびっきりの笑顔になります。それを目の前でずっと見ていられるのですから、私にも幸せの瞬間です。
(写真は後輩のためにプロデュースしたエンゲージリングです)
そんな感じで、「花笑み」であれば、カウンセリングにもジュエリーにも共通点があり、初めてしっくりきました。noteでは、先に「花笑み」さんがいらっしゃったのでひらがなにしましたが、より柔らかい感じで良いかな、と気に入っています。
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