【展覧会】宝石 地球がうみだすキセキ
もうね、発売初日にチケット購入しましたよ。
え?予想通り?ですよね~。そして初日を予約したのも。
特別展『宝石💎地球がうみだすキセキ』
2022年2月19日(土)~6月19日(日)
国立科学博物館にて
平坦な場所に住んでいるもので、銀座線の上野駅から地上に出る坂道ですらややきついという……上り切ったところの信号を渡ると!
ここのエスカレーターを上るのが、上野公園行きの楽々ショートカットです。隣のビルの階段を使うと、上野の森美術館のすぐ横に出ます。
予約した枠は既に始まっていたので、予約画面を見せて入り、検温して受付へ。中に入ると……密!思ったよりキッズが沢山いますねぇ。
『巨大な原石の前で記念撮影!』とパンフレットにはありますが、人が多くて無理です。この前にもうずらりと人が並んでいます。写真手前の黒い部分は人の肩です。
この辺はほぼ飛ばしました。混んでいるのでやむなし、です。
第1章 原石の誕生
第2章 原石から宝石へ
第3章 宝石の特性と多様性
3章の小部屋は、蛍光のある石の展示です。普通の照明が消えると、次にブラックライトが点きます。
「あの石さぁ、灯りが点いた後もちょっと光ってない?」
「蛍光灯みたいな」
関西弁のおねえさんたちがそんな会話をしていて、思わず
「あ、それは燐光って言いましてね」
と口を挟みたくなってしまいました。
超絶ハイジュエリーの部屋は撮影禁止でしたが、それ以外はフラッシュ・三脚・動画以外は撮影OKでした。
もともと、宝石の展示というのは腰ぐらいの高さのガラスケースに入っていることが多く、覗き込んでイヤホンガイドを聞きながらとなると列が進むのはものすごく遅いです。だから絵画の展覧会よりは人が滞留しやすいと思います。今回は撮影している人が多かったので、更に。
Twitterを見ていたら、あまりの密に怖くて早々に引き上げた方もいらっしゃったようで、凄くわかります。私も1章~3章をほぼ飛ばしたのはそのためです。どんな風に説明しているのか、どんな見本が出ているのか見たかったのですが、人の間からチラチラ覗いたぐらいです。
(でもまぁ、そこは勉強していますのでね……啓蒙のためにはご存じない方にご覧頂く方が良いわけで)
科学博物館の科学的なアプローチは好きで、過去のダイアモンドとか金とか珊瑚の展示の時も面白かったですね。お子さんたちが興味津々に見ていて嬉しくなりました。そうそう、興味持って!楽しいよ!はまるよ!
第二会場にあった、動物+宝石の絵はこの方ですね。
グッズ売場も大人気でした。会計待ちの列も密で、あそこはなんとかした方が良いのでは……。1人1回しか会計できないそうで、チケットのチェックもするから時間がかかるのでしょうか。私も買い忘れに気づいて一度列を離れましたが、やはりそのような方もちらほら。
小学生と思しき男の子が「ママー、この石にした!」と目をキラキラさせているのがとても可愛かったです。お父さんが一緒に選んだらしく「なかなか良い紫水晶だと思うよ」とご満悦。
私も小学生の頃、この科学博物館でローズクォーツの原石を父に買ってもらいましたっけ。あれが宝石界への入口だったりして……。
こんなに混雑していたということは、宝石を知りたいという方がこれだけいらっしゃるということ。それは嬉しいです。上野からほど近い、ジュエリータウン御徒町もチャンスではないでしょうか。
戦利品。
のだめカンタービレでお馴染みの二ノ宮知子先生は、宝石の話を連載されているのですね。その作品とコラボしたブックレット(写真右側)がついたセット券を購入したので、ここで引き替えました。
ショップでも買えるのですが660円、セット券だと2,500円なので(展覧会は2,000円)ブックレットが500円で買えたことになります。やっぱりセットで買えば良かった~と後悔しないように、セットにしてみました。
真ん中のポストカードは、トラピッチェのエメラルドを亀の甲羅に見立てたもの。親亀のこのサイズで宝石品質のトラピッチェなんてなかなかありませんよ~。
科学博物館は常設展の方にも鉱物がありますが、そちらまで見ると疲れて帰れなくなりそうなので、本日は企画展のみ。
ちょっとこの後、寄るところもありましたのでね。その話はまた後日。
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