占星術に背中を押された話
3年ほど前、銀座のアップルストアの裏手に、1日、1㎡という単位でお店が出せる、期間限定のイベントスペースがあることを知りました。ラジオ番組で聞いた翌日に早速、仕事帰りに見学に行ったところ、区画は角材で区切られていて、落ち着いていてなかなか良い雰囲気でした。
地下ゆえに通りすがりのお客は見込めないので集客は自分ですること、1店舗で出店しない方が良い、等のアドバイスをスタッフの方に聞いて、店舗用品や包装材の準備をしつつ、出店できそうな日を狙っていました。
すると、イベントスペース側の企画として、アクセサリーフェアを開催するというお知らせが飛び込んできました。2週間後ぐらいだったでしょうか、平日の夜と土日で準備をするにはかなり時間が足りない状況でした。
今回は見送ろうかな……。
そう思っていた矢先に、雑誌に載っていた鏡リュウジさんのコラムに
魚座の人は、準備不足と思っても、とりあえずやってみましょう
何か、道が拓ける予感
みたいなことが書いてあったのです。確かにやらないと始まらないしね、と思い、エイヤ!と申込をしたのでした。
予想通り、値段つけも間に合わなかった初回は惨憺たるものでしたが、アクセサリーフェアだっただけにそのジャンルの方と交流できましたし、彼女らは「この石、何ですか?」という疑問が解けたらしく、少しは役立ったようですし、次回への課題もわんさか見つかりましたし、足を踏み出して良かったです。
心理占星術研究家の鏡リュウジさんは、その穏やかな語り口と、良い点を見つけてくれるのが好きで、普段聴いているラジオ番組に出演されると、後からタイムフリーで何度も聴いてしまいます。
私が子供だった頃の星占いは、かなり断定的だった記憶があります。記憶だけでなく、以前家族にプレゼントされたらしい星座のペンダントの台紙に、こんなことが書いてありました。
水の星座だったら、水のグループの中のみ!という感じでした。もうちょっと広げて地のグループでもいいけどね、みたいな。
ただ、当たっていたのは「うんと早く結婚するか、晩婚かどちらか」と書いてあったことです。若い時期の結婚を何度か見送ったら、あらら?こんな年齢に?まあ、もういいか~。
その理由は、ねむさんが書いて下さっている、初心者向けのホロスコープ講座でわかりました。5~8室がスッカラカン☆アハハ、仕事もか!
いや~、今後も楽しみでたまりません。
実は、中学時代の友人達も前述のショップに来てくれて、中でも最も忙しいと思われる友人が、アルゼンチンタンゴやら弓道やら習っている中で、ホロスコープの勉強もしているそうなのです。
「皆のも作るから、生年月日と生まれた時間と場所、教えて!」
と言われて教えたのですが、ん~、かれこれ2年は経ちましたね。
(そんな忙しい中で30分だけでも立ち寄ってくれるので、嬉しいですが)
ですので、彼女作成のホロスコープを待たず、私は私でねむ先生の講座でお勉強したいと思います。
上の写真は初回ではなく、何度目かの出店の模様です。毎回ジュエリーでない謎な物も持参していて、この時はミャンマーのふくろうがいますね。
立つ位置も含めて1㎡ですので小さなスペースですが、出店者によって違う世界が広がるのも面白かったです。
そうだ、その時にやったクイズをここでも出してみましょ。