評価面談(in English)
退職予定の上司から、評価面談をやるよ~という案内が届きました。
海外にいるので、Teamsで行います。事前に送られてきた評価シートに、1年間やってきたことなど、項目に沿って記入して返送しました。
そういえば、英語での評価面談は初めてかもしれません。
直属の上司が外国にいることはありましたが、評価はdotでレポートしている日本の管理職や監督職がしていたからです(海外にいると実際わかりませんからね……)。
会議案内は1時間でしたが、「そこまでかからないと思うけど」と職場を出て、軽いミーティングができる小部屋に籠りました。一応部下なので先にTeamsに接続して待っていると、上司が「はろはろ~」と入ってきました。
事前に送った評価シートを上司が画面に共有して、お互いに見ながら話を進めます。本当に今年は色々ありました、やりました。
What motivate you?みたいな設問もありました。モチベーションですかぁ。
モチベーションが上がるから良い仕事ができるとは思っていない私には、つかみどころのない言葉です。
「この会社で言うmotivationって何?」
と聞いてみました。さすが教育研修畑だった人なので、それっぽいことを言われました。私にはあまり響かなかったようですが、こうした用語の意識合わせというのは大事なのではないかと思います。
会社に望むことは何か、という設問には「公平性」「透明性」と答え、job descriptionと給与が紐づいていないし、自分のキャリアパスが見えにくい制度ではないか、と書いていました。
「うん、これはJとK(香港で似たような仕事している人)も言ってた」
「まあ、私はキャリアコンサルタントだから良いのだけれど」
「キャリアの専門家だったのか」
「日本の国家資格です。あと、産業カウンセラー。こちらはもう少しサイコ寄りだけど、対象は働く人だから」
キャリアパスとしてはこういうのがあってね、と、以前グローバルの会議で誰かが見せていた図が出てきましたが、組織がフラット過ぎてその先のHR Managerというのはかなり高いポジションで(しかも日本には無い)担当者との間がありませんし、第一私は管理職になりたいわけでもなく……。
仕事のために提供できることは何か?という設問には、日本の給与・税・社保の制度について香港の同僚に知識の共有はできると答えました。実は日本への出張の時に教えようと思っていたのですが、オミクロンがアルファだった頃に延期になってしまいました。
本当は現物(届け出用紙など)見せた方がわかりやすいのですが、オンラインでもやらないよりマシですね。
残り10分ぐらいになって、急にスピードアップしてきました。評価シートはほとんど終わりなのに?と思ったら、彼作成のシートが出てきました。
"Positive feedback"と"Development area"があり、今年取り組んだことは一応評価されたようです。Development areaに「コンフォートゾーンを出よ」とありましたが、今の業務もconfortではないので勘弁して下さい~!
「前に出張で行った時に英語ももう少しと思ったけど、それはいいや、上達したね」
え~とですね、出張で来日した時には特に話すことがなかったんですよ……それが証拠に、アナタの上司とのガールズトークは炸裂しましたので……。
これが上司との最後のミーティングでしたが、この後はどうするの?と聞くと、少し繋がりのある別の業界の、似たようなポジションに決まったようで、良かったです。理由も聞きましたが、ここでは秘密。ただ、私も離れるとしたらそれも一つの理由です。
「早く終わるかと思ったのに、1時間かかったわ~。おかしいな」
と職場に戻ると、皆が苦笑いで「お疲れ~」と迎えてくれましたとさ。
めでたし、めでたし。
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