結果的に、子供がいなくて良かったのかもしれない
ポイツ・ジェガース症候群は家族性のある病気です。
私の家族は誰も診断されていないものの(内視鏡を受けていない者もおります…)一昨年、父が大腸のポリープを21個切除した話を医師にすると
「ポリポーシスの気はあったのかもしれないですね」
とのこと。ポリポーシスはポリープが沢山出来てしまうことで、ポイツ・ジェガース症候群の症状とも合います。
大腸がん検診で切除したうちの一つがポイツ・ジェガース型ポリープで、診断書を持って大学病院に行った時、専門医の初診でまず言われたのが
「お子さんをどうするか、まず考えないと」
でした。
小児慢性特定疾病、というものに指定されているようです。
かなりの確率で遺伝するとしたら、半年~1年ごとにあの内視鏡祭りをしないといけなかったり、腸重積で救急搬送されたり、何度も手術して癒着したり、合併症が癌だったりで、確かに色々なリスクを考えて決めないといけません。難しいところです。
私の場合は簡単でした。
「お子さんをどうするか、まず考えないと」
「はい?」
「遺伝する確率が高いので……」
「先生?カルテ見て下さい……これから出産する年齢だと思われます?(笑)」
「あ……」
まぁ、先生はお若いのでね。私も医学的にはまだ産めるのかもしれませんが、そんなに欲しかったらもっと早くになんとかしてますって~~~。
物事には、やはり理由があるのかもしれないな、と思ったひと時でした。
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