「七転八倒百姓記・地域を創るタスキ渡し」菅野芳秀著
「七転八倒百姓記・地域を創るタスキ渡し」菅野芳秀著・現代書館2021年10月発行
コロナ危機のなか、元気が出る本を読んだ。菅野芳秀著「七転八倒百姓記」である。著者は、1949年生まれ、山形県の農家出身、1968年明治大学農学部入学、当時の三里塚闘争に参加、沖縄労働団体専従勤務後、故郷に帰り、家業の農業を継いだ。
農業開始時に減反反対、無農薬農業を目指すも挫折、山形県置賜百姓交流からアジア農民交流センターを設立する。循環する地域農業を目指し、台所の生ゴミから土作りの堆肥へ「