シルエット
シルエット――かげぼうし。輪郭の中を黒く塗りつぶしたもの。
表情が見えない、色が見えないことは、時として不安を煽る。
手の内をみせることなく、惹きつける。そんなシルエットのはなし。
彼は誰時、誰そ彼時
彼は誰時。
かわたれどき、というのは明け方を指す言葉で、まだ太陽が昇りきらず顔が見えにくい時間に「あなたは誰ですか」と問う、そんなエピソードが語源だそう。
対して、誰そ彼時は、現代では黄昏時と表記される。
たそがれどき、夕暮れの中、辺り一面が黄金に輝く時間。
彼は誰時、彼そ誰時。
そんな似て非なる2つの時間帯にこそ、撮りたくなるのがシルエット写真である。
逆光
窓の外の世界は明るく煌びやかだ。
室内から窓の外へカメラを向けると、その明るさに圧倒される。
いわゆる逆光の状態。
「逆光かぁ」なんて嫌われがちなシチュエーションも、シルエット撮影にはかかせない、絶好のチャンスだ。
暗い場所から、明るい場所へ、カメラを向けてみよう。
太陽を背にすると、一際その存在感が増し、威厳すら漂う。
表情を想像させよう。
どんな気持ちで、どんな顔でそこにいるのか。写真を見た者が一瞬でも考えてくれれば撮ったかいがある。
シルエット
▼シルエット撮影のポイントやカメラ設定、加工方法についてまとめました
▼カメラ初心者向けに、
・ISOや絞り、シャッタースピードなどの基本の説明
・カメラのメンテナンス方法や保管方法
・カメラとレンズ以外に必要なもの
・逆光や曇天時などの撮影方法
についてまとめたブログを書いています。
読みやすさ、分かりやすさには定評があります!合わせてご覧ください!
▼公式LINEの友達追加で、更新連絡が届きます!
よければサポートもお待ちしております!カメラ機材などに使わせていただきます。