#さとゆみ超集中 1日講座、帰り道が涙でぼやけてよく見えない(ありがとうございました)
時は2022年。
「くくく……学校から返ってきたPTA費全部つかって、ライティングの勉強用の本を買い込むのだ……」
などと内心で自分を奮い立たせるアラサーがひとり。
「学校の先生を辞めてライターになる」と腹を括った私は、2万円を握りしめて東京駅に立っていた。
「学校から返ってきたお金を使い切り、ライティングの本を買う」ことは、自分にキリをつけるひとつの儀式だった。
そのときに購入した本のうちの1冊が、さとゆみさんの『書く仕事がしたい』。
タイトルを見た瞬間、「したい!」と元気にお返事をしたのを覚えている。したい!するぞ!どうやったらできるのか教えてください……。
そんな思いで、本を抱えて帰ったあの日からあっという間にもうすぐ3年。
専業ライターになった私は、さとゆみさんの超集中講義に来ていた!!!!
さて。さとゆみさんはセミナーの最初に「明日からのみなさんの人生を変えられるような時間にします」とおっしゃっていましたが、正直言ってそれは間違いでした。
いま、今日、この瞬間に、私の人生は変わった。
と、私は思いました。
「書くこと」が好き。
「書くこと」を仕事にしたい。
そう思って、ライティングの勉強を始めて、3年目。
大好きな教育系の記事を書けて楽しい!でもその一方で、「フリーランスライターとしてこれからどんなキャリアを歩んでいくか?」を考え、悩むことも増えてきていました。
もしかして、ライターのままでは稼げない?稼働時間は減らないのでは……?来年長男は小学校にあがるけど、今の業務量で大丈夫だろうか?
ふと周りを見ると、同じようにライターからスタートしていてもキャリアは千差万別。同じくらいの歴で編集の道を選んでいる人もいれば、他の分野で活躍されている人もいる。
起業家の方と話していると「みんなの笑顔のために」「社会のために」働いていると語る方もたくさんいて……。
私は私が楽しくて書いてて、それって違うのかな……。ずっとライターでいるって、現実的じゃないのかな……。
でも、もし叶うなら、ライティングをずっとしていたいな。そのためには、「書くこと」にむきあって、勉強していかないとだめだ。
そう思って、意を決して今回の講座に申し込みました。
だから、講座の中で私が一番心が動いたのは、嬉しかったのは、「書いて生きていくことを肯定してもらえたこと」です。
在宅ワークならなんでもよかったわけじゃない。
お金を稼げるならなんでもいいわけじゃない。
書くことで生きていきたいっていうことを、言語化してもらえて、認めてもらえて、それにはこういう方法がありますよと提示してもらえ……たような気持ちになったんです。
3年ずっと「これでいいのかな」と思いながらも、とにかく必死で走ってきてたけど、その気持ちをあたたかい毛布でくるんでもらったようで、うまく言えないんだけど……妙に、どっと安心しました。
最後にさとゆみさんにサインをいただいたときに、「ライターのお仕事はどう?順調?」と聞いていただきました。自分で選んだ仕事が楽しくて、そしてそれを「楽しいです」とさとゆみさんに伝えられて、こんなにすてきなことはないなと思います。
「書くことで生きていく」と決めることは、とんでもなく怖いことでした。
なぜならそれは、とんでもないライターさんがたくさんたくさんいるなかで、これからもっともっと勉強して、もっともっと書き続けて、傷ついて悩んで落ち込んでそれでも勉強して書いてってずっとしていくことだから。
今日の講義のなかだけでも「あれもできてない」「これもっとやらないとダメだ」「私の記事全然だめじゃん」って思うこと山ほどあってすごく落ち込みました(しかも講義中にクライアントさんからメッセージきてて、赤だらけの原稿が返ってきた、タイミングよ……😇)
だけどそれでも、私は「書く仕事にしたい」。
そして「本を出したい」。
駅から自宅に向かう暗い道を、地面を見つめながら、泣きながら帰った3年前。いま、同じ道を歩いている私もメソメソ泣いているけれど、ちゃんと前を向いて歩けているよ。
この1日で、私の心は大きく「変わった」と思います。今日のことはきっとずっと忘れません。本当にありがとうございました。
「お気持ちばかりで講座の内容や学びが全然書いてないじゃないか!」と思われた方は、言いつけを守って休み時間ごとにアウトプットしていた私のXポストを貼っておくのでこちらをご覧ください(?)
10時間頑張った帰路で書いてるからお気持ち表明自語り許してくれ……笑
ここまでみてくださった奇特な方に、この講座で最も大切な言葉をお伝えします。さとゆみさんも、今日はこれだけ覚えて帰ってくださいとおっしゃってました。こちらです。
「締切は、破るものではなく、延ばすもの」
それではみなさんごいっしょに。
「締切は、破るものではなく、延ばすもの」
お疲れ様でした!