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生きづらい理由を、何でもかんでも親子関係のせいにするんじゃねえよってお話。
疲れた毎日を送っている人に
ありがちな共通項とは?
疲弊しきった毎日を送っていたり、大きな悩みが長期間にわたり解決しないままだったりする人に、共通していることがあるんですよ。
それが何かと言うと、次のようになります。
猫背でストレートネック
伏し目がちで視線がすぐ下を向く
声に力がない
すぐぼーっとしてしまう
全体的に覇気がない
具体的にどういう人がこのような状態に陥っているかと言うと、次に該当する人が多いです。
激務すぎる仕事で自分の時間がほぼない
ワンオペ育児中
不倫やセフレ沼にズブズブにハマっている
もしくは、報われない片思いをずっとしている
配偶者のモラハラに悩まされている
毒親との長年における同居生活
などなど。
現在の状況から抜け出すことができず、自力で解決がしづらい環境にいる人が、前述のような状態に陥ってしまうんですね。
そしてそういった人たちは、自己肯定感が下がっていて、自分に自信が持てない状態にも陥っていることが多いです。
カウンセリングをしていると、その渦中にいる女性から
「どうすれば自己肯定感が上がりますか?」
「自分に自信をつけるにはどうしたらいいですか?」
と聞かれることがあります。
でも、根本の問題を解決しない限り、自己肯定感は高くならないし、自信がつくこともないのは、言うまでもありません。
親子関係が原因と
言われてもピンと来ない。
その理由とは?
だからと言って、彼女たちの抱える問題はすぐに解決するものではない。
そういったクライアントさんの中には、別のカウンセラーに相談したこともあるという方も少なくありません。
そして、「あまり効果がなかった」と理由で僕の元に来られた方も結構多いのですが、彼女たちのお話を詳しくお聞きしていると、それは無理もないことだと思いました。
なぜかと言うと、彼女たちが頼ったカウンセラーさんたちは、まず親子関係のことを指摘して、そこを紐解いていくというカウンセリングをするからです。
実はこれ、“そこかもしれないけど、そこじゃない”んですよ。
なぜなら、いくら親子関係が悪かったとしても、今の自分がそうなってしまったことに直接関係がなさそうと思ったら、指摘されても全然ピンと来ないからです。
たとえ、自分を愛してくれない人ばかり追いかけるような恋愛をしていても、毒すぎる親のことでずっと悩んでいたとしても、です。
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