#188 ストレスが軽くなる「リフレーミング」
「ストレスばっかりでつらい」
「自分はなんでダメなんだろう…」
こう思うこと、ありますか?
1回こう考えはじめると、
どんどんネガティブになってしまいますよね。
ネガティブ思考にハマったとき、
ストレスを軽くしてくれる方法が
✅ リフレーミング
です。
リフレーミングとは?
リフレーミングは、
✅ 視点を変えて、物事を見直すこと。
心理カウンセリングでも使われる方法の1つで、
同じ物事を別の枠組み(フレーム)から
見直すことで、感じ方が変わります。
有名な例としては、
水がコップに半分『しか』入ってない
↓
水がコップに半分『も』入ってる
というのがありますね。
これも「コップに水が半分入ってる」という
事実は一緒ですが、見方によって、
ポジティブにもネガティブにも
考えられるわけです。
「ずっと短所だと思ってたことも、
見方を変えれば長所なんだとハッとした」
という経験がある方も、
きっと多いでしょう。
ネガティブにしか考えられなさそうなことも、
▶︎ 飽きっぽい → 好奇心が強い
▶︎ 心配性 → 慎重に行動できる
▶︎ 神経質 → 細かいことに注意を払える
といった風に、
「リフレーミング」をすることで、
感じ方を変えることができるのです。
感情やストレスもコントロールできる
「無理矢理ポジティブに
考えてるだけでしょ?」
と思うかもしれませんが、
脳科学的にも、
✅ リフレーミングで、
ストレスや感情をコントロールできる
ということが分かっています。
コロンビア大学のケビン・ オクスナーによれば、
リフレーミングをすることで、
ストレスや感情を司る「 大脳辺縁系 」を
コントロールできるとのこと。
オクスナーの実験では、参加者に、
教会の外で泣いてる人々の写真を見せました。
悲しい気持ちになった参加者に、
「これは結婚式の場面で、
嬉し涙を流してると想像してください」
と指示。
写真を見せたときと、
指示したときの脳の反応を記録したところ、
視点が変わった瞬間に、
大脳辺縁系の活動が低下したそう。
これは、
「視点を変える」という行為が、
理性を司る「前頭前皮質」を
活性化させるため。
つまり、
✅ 視点を変えてポジティブに考えることで、
ストレスや感情を抑えることができる
というわけです。
リフレーミングのやり方
リフレーミングをするときは、
無理矢理ポジティブに考えるのではなく、
✔️ 良い面はないか?
✔️ 他の捉え方はできないか?
と考えてみてください。
例えば、
「仕事でミスをした。自分はダメだ…」
↓
「ミスの原因と対策を考えることで、
仕事の成功率が上がる!」
「自分に自信が持てない…」
↓
「自信を持てない人の気持ちが分かるから、
人に優しくなれる」
といった感じです。
いつも「他の視点」を意識することで、
物事を多面的に捉えられるようになりますし、
どんなことも前向きに考えやすくなります。
まとめ
「ストレスばっかりでつらい…」
「自分はなんでダメなんだろう…」
こう悩んだら、
✅ リフレーミング
を試してみてください。
✔️ 良い面はないか?
✔️ 他の捉え方はできないか?
と、視点を変えてポジティブに考えることで、
ストレスを抑えることができます。
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この記事は、こちらの本を参考にしました↓