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はまだちか
2021年1月24日 15:39
小川のせせらぎが琴の音に聞えることから「琴坂」と呼ばれる参道。初夏は新緑、秋は紅葉が美しいこの坂道を上った先に、龍宮城みたいな白い漆喰の山門があります。興聖寺は京都の宇治にある曹洞宗のお寺。宇治はお茶の名産地。毎年10月、栄西禅師、明恵上人、千利休を偲び、宇治茶産業の繁栄を願う「宇治茶まつり」では、興聖寺の本堂で「茶壺口切りの儀」が行われます。 興聖寺には2匹のかいぱんがいます。まずは山門を
2021年1月11日 22:06
時を知らせる魚「開梆」。ひらがなで書くと「かいぱん」。一気にゆるキャラみたいになる。かいぱんは木魚の原形。口にくわえている玉は煩悩で、かいぱんを叩いて煩悩を吐き出し、より精進しましょうというもの。お堂の前に吊り下げられて、毎日、法要や食事の時間を報せています。そもそもどうして魚なのかというと、魚は眠っている間も目を閉じないことから「不眠不休で精進しなさい」という思いが込められているとか。 京