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【記録】やりたい事とやれない男
世界は狭く、理解は浅い、上を目指す楽しさは計り知れないほど広い。希望あるところ絶望あり。そんな時こそ、心が挫けずに前に進むためには、夢や情熱という強力な味方が必要不可欠である。
僕には夢がある。ひとりじゃ叶えきれない。
忙しい時間の中では、今まさに始めようとしていることさえも、つい置いてけぼりになってしまう。何も始まらず、終わっていくこともなく、タイムラインを眺め積み上げられる想いは、隅っこに追いやられて足掻くこともしない。手元で世界を見ることはできても、感受性だけを得て先に進もうとするだけでは、熾烈な現代の競争社会は僕を見切って、やがては僕自身も見限り枯れていく。
心身の声を聴いているか…
精神と肉体はいつも繋がっていて離れていない。そして、体を動かす力は認められることで湧き上がるものである。時には殺意に似た感情が原動力となる。
できるだけ、イライラしたり力んでない元気の無い時期は無いほうがいい。そのためには、自分が考えているより少し大げさに生を感じた方が良い。
夢とは何か、又は趣味とは何か。イライラしないで感情が乗ったストロークこそが、それらの正体である。義務なんて横柄なものじゃなく、自分の純な感情に率直に従い生きること、それが夢や趣味、ひいては生きがいに通ずる。
僕には夢がある。ひとりじゃ叶えきれない。
思い通りにすべてを投げ出し、時間や精神的なスペースを割り当てられるなら。たとえばこの部屋に掛けてある電池の入っていない静かなアナログ時計の長針を見ながら、もう一度心が走り始める時を待つ余裕があるのなら。この小さな部屋の空気と一体になれるのなら。
でも、無理。
だから僕はこの夜を、今という瞬間を、記録のためだけに捧げる。
要約:やりたいことがあるけれど全てに手を付ける時間が無く、それを実行するための人が足りないので、とりあえず一旦やりたいことをnoteにまとめておく。
(不定期追加更新予定)
1.「寝起きで言われていちばん怖い言葉」選手権
審査員には実際に寝てもらいます。起こし方は統一します。肩をトントンと叩いて起こすことが望ましいでしょう。選手は寝起きの審査員の顔を覗きながら、用意してきた言葉をかけます。小道具の仕様や脅かそうとするメイク、目覚めさせる時以外で審査員に触れる事は禁止とします。口調や演技は自由とします。あまりにも怖い言葉で審査員が死亡した場合は失格となりますが、何らかの方法で蘇生させることができた場合、審査員の評価に関わらず優勝とします。
選手として僕はこの言葉で参加します。
「井上さん。ひとまずあなたが持っているその黒い地図を置いてくれ」
2.「腹話術合唱コンクール」
ルールは簡単、腹話術で課題曲を歌うだけです。参加資格ですが、東京都合唱連盟の参加規程を遵守します。
① 出演人数6人以上の合唱団であること ② 指揮者・伴奏者・独唱者の出場資格は問わない ③ 前記①項の人数には指揮者、伴奏者、譜めくりの者を含まない。ただし、各々が合唱メンバーに加わって歌う場合は出場人数に含める
特別ルールとして、遅れて聞こえてくるよの腹話術、も可とします。
審査基準は、大まかには次のようなものであることを念頭に置いてください。
(1)明瞭に発音し続けることができていること(2)リズムに関する持続時間に関して、各拍の頭や小節の境目などを再現できていること(3)音の高低、長短などに関して、各フレーズを適切に再現できていること(4)声部間のつながりが自然であり、違和感なく楽曲に溶け込んでいること(5)声、動き、表情ともに魅力があり、盛り上がりが存在していて工夫が見えること
課題曲は『COSMOS』(作詞・作曲:ミマス 編曲:富澤裕)です。
3.「JKの番組表~私ならこれを見る~」
幼少期(小学生時代)をテレビっ子として育った僕には完璧な朝の日課があった。新聞紙に載っているテレビの番組表のチェックだ。
学校から帰ってきたらすぐにテレビの前に向かう。何を見るかを迷う時間がもったいないので、朝のうちに決めておくのだ。19時までは大体同じ。帰ってきたらNHK教育テレビをつけ、おじゃる丸、天才てれびくん又は天才ビットくん。それからは、朝起きてパジャマのまま広げた新聞紙から選び抜いた番組を、脳内で作ったタイムテーブルに沿って見る。
このタイムテーブルが実にタイトで、CMが明けるまでの間にトイレと宿題を済ませなければならない。
新聞紙のテレビ欄を誰かに見てもらい、自分だったらこれ見てこれ見てからのこれ見る、といったように朝から夜までのタイムテーブルを作ってもらいたい。まったく興味のない番組だけの時間帯もあるだろうが、必ずテレビの前に居なければいけない、というていで選んでもらう。
その結果を僕が見て、その人の趣味嗜好を推測していく。ついでに統計をとっておく。幅広い年齢層に協力してもらうのがいいだろうから、各年代の男女にお願いする。
果たして、テレビ離れしているティーンは活字だけを見てどの番組を選ぶのだろうか。
用意する新聞紙は読売新聞。連続ドラマ、アニメに関しては、第一話を視聴できるものとする。調査する日の朝刊を用いるが、過去の番組表で調査しても面白いかもしれない。
4.「本音人狼~私が殺しました~」
ルールを説明します。村人陣営と人狼陣営に分かれて争うサバイバルトークゲームです。
参加者は全員、村の住人として振る舞いますが、その中の何名かは人狼役で、村人に化けて村を滅ぼそうとします。参加者は、村人・人狼・占い師・霊媒師・騎士・狂人から役職を与えられ、それぞれ勝利条件が与えられます。それは以下の通りです。
村人陣営の勝利条件:人狼を全員処刑する
人狼陣営の勝利条件:村人を全員殺害する
ごく一般に知られている「人狼」と何ら変わりはございませんが、このゲームの最大の特徴は、本音で話さなければいけないということです。つまり、参加者全員、嘘をついてはいけません。嘘をついたら、村からの追放もあり得るので気をつけてください。
また、ゲーム中は話し合いが行われるのみで、実際の手を使ってはいけません。つまり、暴力禁止です。その他、ルールとして以下のことが挙げられます。
(1)ゲーム中の発言は全て参加者の本音によって行われます (2) 他の参加者が何者であるか直接聞くこことを禁止します (3) 人狼が誰を殺すか直接聞くこことを禁止します(4)人狼は初日の夜に一人を選び殺すことができます
本音で人狼をすると何が起きるのか。おそらく次のようなことが予想されます。
ゲームマスター「恐ろしい夜が明け、朝がやってきました。殺されたのはEさんです。話し合いを始めてください」
A「私が殺しました」
参加者「……」
B「…それじゃあ、あなたが人狼ということなので、処刑する人が決まりましたね」
C「ちょっと待ってください。確かにAさんがEさんを殺してしまったわけですが、自首したわけですし」
D「自首が成立すれば減刑されることもありえます」
F「死刑に、いや処刑にしなくても追放でいいんじゃないでしょうか?」
G「それでも殺人を犯したことには代わりないんですよ。ちなみに私は騎士です」
H「正当防衛の可能性も捨てきれないのでは」
A「美味しかったです」
参加者「……」
5.「思いつき」
「思いつき」とは何か。それは、その人の「思考の筋道」から出てくるもののではなく、その人に「天から降ってくる」ものであるということ。「思い付き」とは、「啓示」である。したがって「思いつき」は「天啓」と言い換えることができるだろう。
つまりは、ただの「アイデア(カス案)」である。箇条書きでまとめていく。
千里眼で探す(遠くにいる人を探す能力者の演出として画面の上部に目が映ることがあるが、それを、工作で再現する。仕組みとしては、馬の鼻先に人参をぶら下げるような形)
傘の先っぽに印刷した自分を付けて引きずる(西部劇でよく見るやつ)
スイカ切って叫ぶ
肩に乗る人形を作る(オリジナルキャラ)
指サック改造(絶対成功ペン回し機)
取り付ける腕まくり(半袖が長袖に見える)
全力煮込みハンバーグ
マシュマロホームランコンテスト(スマブラ)
ポテチで鎧騎士の肩当てを作る
ひげ根野菜で雷を表現する
お菓子に威嚇する
恋人繋ぎ強制手袋を作る(手袋二つがくっ付いてる)
テレビのリモコンの先に魔法の杖を付ける(寝ながらのリモコン操作はまるで魔法使いみたいな動きになるところから着想を得た)
〇〇の心臓音を聞く(聴診器をマシュマロなどに当て)
ひらく帽子を作る(つばの部分から上がパカッとひらく)
酸素ババア(マッハババアから着想を得た)(酸素スプレー吸いながら全力で走るおばあさんを見る)
ブロッコリーから小さいブロッコリーを生やす
指先で走るミニルームランナーを作る
新レギュラーになるなら!理想のおはスタキャラ設定選手権
ちっちゃいUFOが牛ステーキを吸いあげる
ダイソー1000円分でメルセデス・ベンツ作り選手権
海とドライヤー(ドライヤーで海を涸らす)
大声笑点(笑点メンバーに回答を大声でしてもらう)
〇〇の写真へたくそ選手権(お題に関する写真をいちばんへたくそに撮ってきた人の優勝。あくまでもお題に沿っていなければいけない)
苦労したダンジョンの先で見つけた宝箱を開けていちばんがっかりする中身選手権
箱の中身はなんだろなの答えが「光」
どこからがスプーン(木を削っていき、これはスプーンだと言えるぎりぎりを探す)
海外ガチャ(国の形のキーホルダーが入ってるガチャガチャ)
チェーンって書いてあるチェーン(──チェーンチェーンチェーン── ←こういうの)
ひとりでも相合傘(カサを開くと片側に、折りたたまれた人のシルエットの布、又は後姿が印刷された布が下りてくる)
初期設定キャラコスプレ(好きな漫画の初期設定資料集に載ってるキャラのコスプレをする)
ウェディングブーケの中にロケットを入れる(投げたらブォォと飛んでいく)
黄色いカーテンを頭から足先に付けて走ることで高速移動しているように見えるかやってみた
動物園のゴリラにパナマハットを贈る
親切な説明が書いてあるTシャツを作ろう(襟には「頭出すとこ」右袖には「右手出すとこ」と文字入れする)
袖がスカートになっているロンTを作ろう(手をさげるとスカート履いているみたいに見える)
顔ハメパネルTシャツを作ろう(Tシャツに顔をハメる用の穴が開いている。そのまま着ると自分の素肌が露わになるので重ね着が望ましい)
バナナとブランコに乗りに行く(ブランコにバナナの房を乗せ、自分は隣のブランコに乗る)
電車でふらつかない靴を作りたい(ブックスタンドのようなものを靴に取り付けられるようにする)
靴にリアウイングをつけたら速く走れるのか
以上がやりたいことのまとめである。
おまけ.「現状または与えられた日々しか見ることのない人間に対して僕からのささやかな励まし」
これから話す言葉は夢を叶えるための言葉である。
「やりたいこと」「やるべきこと」を言う言葉は今となっては多様である。
やりたいことはやらなきゃいけないこと、やるべきことはやりたいことを詰め込んだ宝石箱。やりたいことをやるために、やらなければいけないことをやる覚悟が必要。やりたいことをやらずに、やらなければいけないことをやっていると、やりたいことは夢のままで終わるだろう。だけどそれもいい。みんな生きるために必死であるから。
自分の夢を叶えないという覚悟もある。覚悟を決めたが、できなくっても構わない。
勢いやありがたみで生きるのもいい。生きる意味が気になって眠れないのなら、一般道徳と異なる心で日々を耐えてみるのもいい。
現代日本でひとりひとりに与えられる一日数十時間の活動時間。食事をとり、寝て、遊ぶ。その時間に甘えるのか、学ぶ時間にするのか。その選択肢が与えられた人間はこの世の全員ではない。
常に講師や聖職者と一緒に日々を学べるなら選択には事欠かないだろう。だがほとんどの者にそんなものを用意できる力量は無い。
本人が思考を放棄してスローライフを初めても誰にも文句は言われないが、回答を必要とするのも事実。
時代の始まりを見た時に次の問題を理由に黙り込むのもいいだろうけども、自らの手で足で踏み出し考え悩めるうちは、やめられないやり甲斐を掴むいいチャンスが目の前にあるのも確かな事だ。
世界は狭く、理解は浅い、上を目指す楽しさは計り知れないほど広い。希望あるところ絶望あり。人が持つ意味での強みとは何だろうか。退かぬ理由は。覚悟とは。冗談さえもことごとく厳しく感じられ、無限に吹き出る不安。そんな時こそ、心が挫けずに前に進むためには、夢や情熱という強力な味方が必要不可欠である。
人が生きるために必要なものが三つあると、僕はそう思っている。欲望を膨らませる活力。夢見る力や希望への渇望。それと、失意。
何度でも挫折し、無力にも道を逆走することもある。それでいい。ただ、沈むことを許すのは自分で在らなければならない。思考が再び始まるまでの苦しみや、道ばたの穴の恐怖に足を止めよう。落ち込んでいこう。みんな同じところにいるから。
僕が今こうして書き連ねた言葉たちは、僕の夢や希望の代弁であり、僕自身への励ましである。