こんなことでも上達できるんだな
きのうはカミさんと一緒に毎年の人間ドックへ行った。事前の検便採取など面倒ではあるが、なんといっても定期的に健康チェックをすることは安心だし、会社の費用補助だし、大手を振って会社をサボれるし、終了後に出る食券で2人でランチをとるのも悪くない。
去年からは追加料金を支払って胃カメラもやっている。20年来通っているこのクリニックの胃カメラでは麻酔などがないので、初体験だった去年は、聞きしに勝る苦しさで、カミさんは「ゲーゲーと苦しそうな声が廊下にもまる聞こえだったよ」という。それでもバリウムによる便秘がなくなったことはありがたい。
そして気を紛らわせるコツがなんとなくわかったのだろ、2回目のきのうはそのゲーゲーにもほとんど見舞われずにやり遂げることができたのである。
直後に担当医が画像を見せながら所見を述べてくれる。自分の体内のようすを覗き見るのは変な気分だし、カラーで鮮明な画像には技術の素晴らしさを感じる。医師が曰く「このあたりが白く糜爛しているのはおそらく潰瘍だろうと思うのですが、念のため生体を取っておいたので、2週間後の結果を聴きにきてください」。ふむ、これも「見つけてもらってありがたや」という前向きな気分で受け止めることができた。
数年後にいまの再雇用からも放り出されたらこうしたドックも自己負担だ。安心のためには続けたいところだが、いったいおいくら万円かかっているのだろう。そこ、心配。
(24/11/30)