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障がい特性のある子ども達とともに

無条件の愛が導いた自己受容の道

私は障がい特性のある子ども達に音楽を教える仕事を始めて10年になります。

初めて障がい特性のある子どもたちと出会ったとき、私の心に大きな波が静かに広がり始めたことを今でも覚えています。

子どもたちは私に、これまで感じたことのない「無条件の愛」と「純粋な信頼」を見せてくれました。

その日、出会いは静かで、表面的には何も変わらないように見えましたが、私の内面では新しい気づきが芽生え、自己受容への旅が始まったのです。

子どもたちは、ありのままの自分でいることに一切の躊躇がありません。

その純粋さに触れるたび、私は自分自身が抱える感情に気づかされました。彼らと接する中で、私は次第に、自分をどこかで否定し続けていたことに気づき、恥ずかしさを覚えました。

それから、私は少しずつ自己受容への道を歩み始めたように思います。

自己受容への旅路

子どもたちの日常の中で、自己否定や過去のトラウマが浮かび上がることもありました。

自分を受け入れることの難しさに直面しながら、彼らの無条件の愛に支えられ、少しずつ自分をありのまま受け入れることができるようになったのです。

子どもたちは私に、他者を受け入れることが、自分自身を受け入れる鍵となることを教えてくれました。

最初は自己受容がとても困難に思えましたが、彼らの笑顔や仕草に触れるたび、その感情が少しずつほどけていくのを感じました。

子どもたち持つ純粋さが、私の心を解放してくれたのです。

まるで、天使のようですよね。

日々の小さな気づき

子どもたちと接することで学んだことは、彼らの持つ無条件の愛が、いかに大きな影響力を持つかということ。

毎日の中で、小さな気づきが私に新しい視点を与えてくれました。

また、自己受容は一度に完成するものではなく、日々の中で少しずつ築いていくものだと気づきました。

感謝の心を持つこと、小さな成功を自分自身に与えること、そしてその過程を楽しむこと。

こうした日々の積み重ねが、自己受容を深め、私を新しい自分へと導いてくれています。

未来への希望

これからも子どもたちと共に歩む中で、自己受容の旅は続いていきます。

子どもたちとの時間は、私の心を豊かにし、自己成長を促してくれます。。

受け入れることは、私たちの心を開き、自由をもたらす第一歩です。自分自身を愛し、受け入れることが、どれだけ大切かを改めて感じています。

この仕事からの経験が私の人生に与えてくれたものは計り知れません。

読者の皆さんも、無条件の愛の力を感じ、自己受容への道を歩む一助となれば幸いです



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