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筆線の魅力は世界に通じる、でも手書きフォント作りは難しい
「どうして書道をやっている方は筆でアルファベットを書かないの?」という疑問から自分の手書き英数字フォント作りはスタートしました。こう書くと真剣に書道と向き合っている方からは「寝言は寝てから言え」と怒られるかもしれません。でも、筆線の魅力というものを漢字を含めた日本語の枠内にとどめておくのはもったいないと自分は思うんですね。
そこで、自分は英語、ロシア語(キリル文字)、モンゴル語、シンハラ語(スリランカ)などの外国語を書いてイラスト投稿サイトにアップロードしていました。すると、それらは英語圏とロシア語圏の方の目にとまったようで、意外と良い反応がありました。中には「自分の名前を書いてみてよ」と言ったリクエストも頂きました。実際に書いたものが下のキリル文字で、”ソフィア”と読むそうです。
こんなことがあって、筆線の魅力は世界にも通じるだろうと実感したわけです。タイトル画像は自作した筆ペン英字の一部を使ったもので、日本語にすると次のようなことが書いてあります。
「お前がやりたいと思うことをやれ!
たとえお前が何をしても、何もしなくても文句を言われるんだから。」
今まさにやっていることがそれで、これをTシャツに昇華させたのがTrinityさんに置いてあります。
手書きフォントを創作するうえでこだわっているところは、ぱっと見の筆線の”柔らかい!”と感じる質感です。一般にあるフォントは幾何学的に整えられた美観があるわけですが、手書きする以上は人間味のある美観を押し出す必要がありました。自分は筆線の持つふわっとした質感に着目しました。あの特有の質感を生み出しているのは輪郭部分のリアス式海岸みたいな、あるいはフラクタルな部分で、これを最大限に活かしてやろうと思いました。
しかしながら、いざ始めてみたら大文字のアルファベットが納得のいくものができずに難航しています。まぁ、リリースする予定は今のところなくて急いではいないのですが、一旦アルファベットは置いておいて先に下画像みたいな役物(記号)を作っていました。
今回は、これらを使ってゆらゆら感を表現する顔文字(~'ω' )~のグッズを作ってみました。そんなに有名ではないんですけど、個人的に一番好きな顔文字なのでグッズ化いたしました。
BOOTH
Trinity
この他、Tシャツ(メンズ・レディース)、ロンT、スウェット、各種バッグ、パーカー、各種iphoneクリアケースなどいろいろと作りましたので、下記リンクからご覧くださいませ。
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