hoshiboshiメンバーの記事をまとめています。星々に住む人々のあれこれ。 https://hoshi-boshi.jimdofree.com
灰音ハル
日々のつぶやきです。僕という人間について、君へささげます。
小説置場です。140字関連、掌編、短編、長編とジャンルばらばら。お好きにお読みください。
ご無沙汰しています。灰音ハルです。 なんだろうね。なんかこの久しぶりな感じ。まぁ実際のところ久しぶりだったんだよね。だから文字の書き方が良くわかっていない。 それでいうと、仕事だとこういうブログっぽい文章って書かないじゃない? だから、少しずつ書き方を忘れていくんだよね。多分ね。 そもそも、飲み会でも仕事の話しかしねぇ女だから、時間が解決してくれるかどうかはおいといて、なんだかねぇ、中身のある文章ってのが書けなくなってきたという説もある。 ここさいきんのはなし ま
数年前の僕は、誰かを救いたいと思っていた。簡単に言うと、ヒーロー願望があった。全人類は救えないので、自分の目の前の人は救いたいと思っていた。あのときの心は嘘ではないと思う。だけど、自分中心な考えは捨てられなかった。自分なりの救い方しかできないし、自分にはそれだけの立場や財力もない。恵まれた人しか、本当の意味で人は救えないのかもしれない。お金がなくてもできることはあるけれど、お金がないとできないこともたくさんある。でも、その現実を見ないようにして、自分ができることしかやってき
こんばんわ、灰音ハルです。 とうとう、私もあんスタをはじめちゃったんだよね。でも実は、Basicのサービス開始初期にはプレイしてたんだよね。ボーイフレンド(仮)も触ってたから、乙女ゲー系列()のつもりでプレイしたんだよね。当時はスチルの美麗さに感動したもんなんだけど、そもそもソシャゲにあまりハマらないタイプだったから、気づいたらプレイしなくなってたよね。 そんな私なんだけど、好きな配信者があんスタを配信してて、それがあまりにも面白すぎてちょっくら数年越しにあんスタやっ
最近、なんも書いてないから文章力が死んだ気がする。天使は死んだのだ。ついでに悪魔も死んだ。人間だけが生きている。などと、ぼんやり考えるだけの日々を送っている。厨二病、乙。 給料があがったから課金ゲーをはじめてみた。定期的にガチャをしたくなる。パチンコのほうが未だマシか? ゲームは良いぞ。心が洗われる。気づけば時間を食ってくれるし。むしゃむしゃ。そういえばBLゲームを久々にプレイしたんだ。結構おもろかった。死ぬまでに1本ぐらいBLゲームを作ってみたい。でも、何も浮かばない
なんとなく悪いことをしたくなって、貴方の残したオレンジの皮をゴミ箱に捨てることにした。 残しておいても意味がない。何でも残したがる私のことを、貴方は「面白みがない」と小馬鹿にしていたけれど、もう今更何を言っても詮のないことなのだ。 貴方は最低な男だったと思う。浮気もしたし、ギャンブルもした。ロクでもない男というのは貴方のような男をいうのだろう。だけど、私が泣くといつもしみじみと「ごめんね」と心の底から謝るような男でもあった。 きっと、貴方がロクでもない男だったのなら、
「誰でも良いのか」と問われたら、答えに困る。答えに困って、そうではない理由を並べ立てる。きっと、話しかける前から考えていたことを、つらつらとのたまうのだ。聞いてくれる相手は誰でも良い。そういう自分なのだ。 本心を話したところで、何が救われるのだろうと思う。どうせ、相手は困る。だけど「何故、自分に話したのだ」と僕を責めないだろう。泣きもせず、ただ泣きもせずに黙ったままの僕を見て、相手は心配するだろう。もしかしたら、本当に本心から困っていないかもしれない。でも、この僕のしんどい
あたしはてんさいだから。なんでもできます。ほうっておいて。あたしはひとりでだいじょうぶ。たにんにきょうみはないの。あたしはあたしのことがだいすきで、あたしさえいればもんだいない。せかいはきょうもうつくしく、あたしをかがやかせてくれる。それを、自己肯定感の化け物だと、あなたは言うのでしょう。 あたしはてんさいなので。ひとまえでなみだはみせません。ながすひつようがありません。なやみはあるけれど、だれかにいうひつようはありません。なみだはながさないので。だれかにさんどうしてほし
今年もよろしくお願いします。灰音ハルです。 いやー、仕事漬けでnoteも全然書けてないですね。話すことと言ったら仕事しかぬぇ。そんな毎日を過ごしておりました。簡単に、昨年について振り返りたいと思う。 2023年のはなし 気づいたら終わっていた。ぬるりと仕事をおさめ、ぬるりと年末の休みに入った。仕事については、noteに書きづらいことが増えて、なかなか書くこともできなくなった。なんていうんですか。プライバシー保護というか、情報資産保護? なんかそういうの。ぼちぼちいろ
俺がいないと君は死んじゃうから中学二年生 中学二年生の頃、親友の駒がいきなり”見える”人になった。あの、ほの暗い放課後の教室で、顔を突き合わせて他愛もない話をしているとき、駒は思いだしたように言ったのだ。 「俺さ、なんか見えるんだよね」と、得意げな顔で。 その頃の俺は、読書家の父と母と姉の影響で、家にある本は片っ端から読んでいて、同級生よりも少しだけ世の中の物事に詳しかった。だから、目の前の男の言いたいことも、なんとなくわかってしまったのだ。 「それってさ、」と、俺は口
あたし、金持ちになったら高校生と付き合う。 なんて言ってた同級生のこと、顔も思い出せない。だっさいなぁ、いけてんなぁ。どっちも感じなかった。あ、そうなんだ……ぐらいだった。でも、それから十数年経ったあたしには、いい感じに聞こえる。いいね、あたしもお金持ちになったらさ……でも、昔に比べたら今のあたしでも、じゅうぶんお金持ちかも。そしたら、あたしが、もっともっとお金持ちになったら。そんな妄想をしたら、ぽろりと口から言葉がこぼれた。 「あたしも、高校生と付き合いたい」 仕事
誰も言わない。誰も言わないのだ。誰も言わないだけだ。きっと、多分、おそらく、メイビー。明らかに、誰も言わない。ただ、誰も言わない。誰も言わないのだ。誰も言わない。だから、誰も言わない。誰も言わないから、誰も言わない。わからないから誰も言わないのか、わかっていても誰も言わないのか。誰かが言うと思っているのか。だけど、誰も言わない。誰も言わない。誰も言わないまま、時間だけが過ぎていく。有限の時間が、一人の人生が、無情にも浪費されていく。誰も言わない。誰かが言わないので、誰も言わ
こんばんわ、灰音ハルです。 おかげさまで、一人暮らしはじめました。齢30云々にして初の一人暮らしです。そもそも、僕は石橋を叩いて砕くタイプなので、新居を契約してから実際に住むまで時間がかかりました。どういうこっちゃねん。 とりあえず、一人暮らしについて書いていこうと思います。デュワッ。 マンションを契約した なんか気づけば、マンションを賃貸契約していた。本当に、気づけば契約していた。そんな感じだった。完全に僕は言われるがままだった。いや、別に一人暮らししたくないとか
こんばんわ、灰音ハルです。 ここ最近。というか、数日というか。実は数日でもなく、一ヵ月以上にも渡る長旅だったのかもしれない。大冒険ともいう。結局、何だかわからない。つまるところ、仕事がものすごく忙しかったんだ。自分でも、どうして忙しかったのかわからない。結局、この一ヵ月毎日何してたんですか、と言われても答えられない。とりあえず僕の会社のスケジュール見れば良いんじゃないかな。はー、疲れた。 はじまりは忙しくないけど、途中参加はめちゃくちゃ忙しい そう、部署異動があった
こんばんわ、灰音ハルです。 仕事仕事仕事で、自分はどこで逃げだせば良いのかわからなくなってしまいました。でも、わかってたんだよね。だから二十九歳のときに正社員になろうとしたんだ。普通とか一般的な道って、なんだかんだ正しい。人気なゲームや漫画が、後々読んだら面白いように。なんだかんだ、一般的なものっていうのは正しいんだな、って思うことが多い。 なんだかんだ仕事してるけど、何が良くないんだろうな。やる気なんねー。でも、これは元々そんなこともあったし。別にそれぐらいで仕事を
GWも終わってしまいますね。つづいています。 一話 二話 僕とギルバートは、リタリスにバレないように静かに彼の家をまわった。そもそも、そこまで大きな家ではなかった。だから、時間はかからなかったように思う。そして、後はリタリスが眠っている筈の寝室しかなくなったとき、ギルバートは言った。 「外に倉庫があった。そこを見よう」と。 その言葉通り、僕とギルバートは静かに家を出て、改めてリタリスの家を見た。こじんまりとした家だ。その横に、大きな倉庫のような蔵が三つ並んでいる。
つづきました。 一話 「兎に角、俺が覚えているのは、自分が魂だけの存在になって、びぃ玉に取り付いていたことぐらいだ。そして、恐らくはお前が俺をびぃ玉から取り出した」 「まさか、僕はびぃ玉の中に人がいるだなんて思ってもいなかったし」 「偶然だとしても、そうとしか思えない。それに、お前は虚影の家族なんだろう? 虚影と似たことができたとしても驚かない」 「……」 確かに、虚影が過去に彼――ギルバートにしたことと同じであるなら、ギルバートの言うことは正しいような気がした。ふと