トーハクにある、国宝ではないけど重文の《聖徳太子絵伝》

画像1 トーハクには国宝の《聖徳太子絵伝》が所蔵されています……が、現在展示されているのは、もう1つある重要文化財に指定されている《聖徳太子絵伝》です
画像2 こちらの絵伝は、聖徳太子の有名なエピソード…約70場面を、季節に分けて、4面に描いている点が特徴です
画像3 四季に分けて描かれている聖徳太子絵伝は珍しいらしく、そうした「四季太子絵伝」ともいうべき同種の絵伝の中では現存最古のものだと言われています(諸説あるかも…?)
画像4 鎌倉時代後期の嘉元3年(1305)に上野法橋と但馬房という二人の絵師によって描かれたことが、第2面の絵絹の裏に貼られた紙に書かれた墨書によって判明しました。おそらく、いつ誰が描いたのかが分かったことで、重要文化財に指定されました
画像5 トーハク版を1555年に模写し、斑鳩寺に寄進された作品が、兵庫県の太子町に残っています
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かわかわ
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