料理に夢中になったHSPの私が失敗への怖さを克服しそうな話

夢中になれるものは
あるだろうか

私はいま料理に夢中だ

夢中になれるものなんか
なかった

いつだって失敗したくないし
完璧でいたいから

そう見えるように
本来の自分を隠すように
重いマントをかけて

なんでもできるんだぞと
そう振る舞ってきた

だけど最近は
失敗が怖くなくなってきた

何か失敗したとしても
自分で気づいて学ぶこともあれば

誰かが気付いてフォローしてくれたり
声をかけてもらえることに
感謝できるようになった

これは料理に夢中になっているから
なのかもしれない

もともと料理が好きで
毎日おかずは3品以上つくって食べる
お弁当を作るのも好き
なんならおやつも作る

料理は失敗が多い
いくらレシピサイトNo.1の
おいしいものだとしても

自分好みの味や食感と
かけ離れた仕上がりに
なることがある

だけどそうした失敗の経験を
重ねていくと

私はもっとこれを入れようとか
具材の切り方にこだわろうとか

どんどん欲も出て
完成度が高くなっていく

パンづくりなんて簡単だー
なんて最初は自己流でやって
粉の種類を間違えたり
発酵に失敗したりもした

難しいものを
つくればつくるほど

次はもっと
おいしくつくりたいと
欲が止まらなくなっていく

だから今は、平日だろうと
仕事終わりにパンをこね
夜な夜な焼いて
次の日の朝ごはんにする

毎日やりたい

それくらい
夢中になれるものができた



そんな日々を送っていたら
失敗への恐れがなくなってきた

ある程度の緊張感や
怖さはもちろんあるけど

前に進めないような
縛られ感はなく

失敗したら
次はもっと良くしよう

そう思えるようになった

料理に夢中になれたおかげだね

HSPの気質を持つからこそ
もともと持つ集中力の高さを
存分に発揮できる

料理は趣味というより
日々研究を重ねたら
特技になりそう

他人の目を気にせず

心の奥底から見つけた
本当にやりたいことを
これからも大切にしたい