通信発行ディセンバ~♪ 原稿執筆ノヴェンバ~♪ 疾風怒濤のオクトーバ~♪/連載エッセイ vol.77
※初出:知事認可・岩手県カイロプラクティック協同組合発行、「ほねっこくらぶ通信 vol.79(2013年・第6号)」掲載(原文ママ)。
日々、国内外を忙しく(騒がしく!?)飛び回っているワタクシであるが、時折、『エアーポケット』の様に、地元にいる時間の多い月が発生する場合がある。
例年だと、それは下半期であれば、『10月』になる事が多い。
定期的な『海外研修』も『国内講師出張』もブッキングされていない…というのがその理由だ。
そうなると、年内最後の12月に発行される『ほねっこ通信』に掲載される『エッセイ』は、必然的に、ここ数年『お約束』となっている『11月の韓国ハンソ大学での集中講義ネタ』となる。
しかしながら…。
今年の『10月』は、無視する事など到底できない『疾風怒濤な密度』で過ぎ去った為、今回は、敢えてその『10月』の出来事をエッセイに記そうと思う。
『韓国ネタエッセイ』のファンの皆様、申し訳ない!!
『次号』はきっと『1月のアメリカ研修ネタ』であろうから、『次々号』にでもキムチの様に数ヶ月熟成させた『極上の韓国ネタ』で皆様を楽しませようと考えているので、乞うご期待!!(わ…忘れなければ…!?)
さて、何故にこの10月が『疾風怒濤』であったのか…??
それはこの通信表面の記事を読んで頂ければお分かりになるであろう。
公立高校での講演に始まり、その模様が地方新聞2紙へ掲載、それに付随して編集部を訪問しての『業界の現状と問題点』の説明、タウン誌への組合意見広告の掲載、知事や市長との面会、生活センターへの訪問…などなど、ある意味、非常に『政治的』な活動に没頭した日々であった。
1つ1つの出来事が非常に大きなものであり、ここでその全てを重厚に書き連ねたいトコロであるが…中には、現段階では(良い意味で)まだ表に出せないお話も多々あるので、今回は、その『潮流』のきっかけとなった高校での講演の話をしたためようと思う。
この県南地域でも有数の進学校から、『保健講話』の話を頂いたのは、まだ暑い夏の盛りの頃であった。
きっかけは、その学校の養護教諭が当組合理事の経営する院のお客様であった事と、当組合専務理事がその学校のOGであった事…。
そこで、何故に縁もゆかりもない代表理事であるワタクシの出番となったのかというと…大きかったのである、規模が。
その数、生徒・職員・保護者を合わせて800名!!
確かにその『有り余るトーク熱量』から、『少人数での講義』より『大人数への講演』を得意とするワタクシではあるが、それでも500名を超える規模は『未体験の領域』!!
それ故、8月下旬の『現地下見&打ち合わせ』を経て、当日を迎える事となった。
(ちなみに…それ位の人数を前に、地球の裏側のステージ上で踊り歌った事は…ゴザイマス!!『通信64号掲載エッセイ・「歌謡ヘビメタ☆ジャポネ~ゼ」』参照。)
さて…実際に講義を構築する上で、ワタクシが1番気に掛けていた事…。
それは…『一体どこまで「攻めた」トークを展開していいのか??』という事!!
つまりワタクシの『性格上』というか『トークの特性上』、あまり四角四面なオハナシをしても、聴いている側もつまらないであろうし、何より話しているコチラ側がもたないので、ついつい隙あらば『面白いコト』を入れ込んでいって、反応が良ければ『畳み掛ける』のが常。
しかしながら、今回の『舞台』は公立進学校。
あくまで『教育の一環』である。
その事前の打ち合わせの際、担当教諭は『大丈夫ですよ!!』と快く応じてはくれたものの…彼は知らないのである…ワタクシの『スイッチ』が入った際のトークの弾けっぷりを!!
当日。
800名の聴衆が圧倒的な体積で鎮座する体育館へ入場し、前方に用意された椅子へ腰掛ける。
やがて始まる校長先生のお話と講師紹介。
そしていよいよ出番。演台を脇へ追いやり、しずしずと中央へ歩み出て、IT企業のカリスマCEOの如く、満面の笑顔で会場に語り掛ける…。
『みなさんは…モテたいですか??』
『(生徒)…??』
『特に男子諸君!!
今、モテてなくても…案ずるなかれ!!
確かに若い頃は
やれイケメンだ、やれ高身長だと
「自分では変えようのない外見」が
「モテ要素」として幅を利かせている…。
しか~し!!
歳を重ねれば…
「自分で変えられる外見」が
それらに取って代わる!!
それが…「姿勢」だぁぁぁ~!!!!』
そしてステージ上のスクリーンには、数年前にアメリカのサンタモニカで、プロカメラマンに声を掛けられ撮影された、ワタクシの『オサレスナップ』が、不敵に大写しとなったのである…。
(『通信62号掲載エッセイ・「粘り腰サンダ~ス!!」』参照。)
数日後…。
ワタクシの院へ、件の高校へ娘さんを通わせているお客様が来た時の事。
曰く、当日帰宅した娘さんとの会話。
『今日の保健講話、どうだった~??』
『面白いヒトだった!!』
『話の内容はどうだったの??』
『うん!! 面白い……ヒトだった!!』
『……。』
果たしてあの日の講演が『教育の一環』を担う事ができたのか…??
それは不明である。
しかし、ただ1つ明確な事…それは、姿勢の良いワタクシは…歳を重ねても、あの場で言った程モテてはいない…という事である!!(←データ改ざん!?苦笑)
☆筆者のプロフィールは、コチラ!!
☆連載エッセイの
「まとめページ(マガジン)」は、コチラ!!
※「姿勢調整の技術や理論を学んでみたい」
もしくは
「姿勢の講演を依頼したい」という方は
コチラまで
お気軽にお問合せください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?