足のトラブルと姿勢②~踵&足首のネジレと姿勢医学/連載コラム vol.64
※初出:岩手日報ぽらん(2019年7月号)掲載、「ハカセが教える『姿勢医学®』のおはなし」(原文ママ)。文章・画像ともに、無断転載はご遠慮ください。
読者の皆様こんにちは。
私は姿勢ケアの専門家・『姿勢科学士®』にして
『国際容認基準カイロプラクター』の
Dr.小野寺デス。
外反母趾やウオノメ&タコ、巻き爪など
多くの現代人が抱える足のトラブル。
欧米で100年以上の歴史を持つ
『足病医学』は、それらの原因を
踵骨の過剰回内(カカトの内倒し)による
足底アーチの消失と捉え
正しい靴のサイズ選びや
オーダーメイドのインソール
(アーチサポート)で
対応する事が一般的です。
姿勢医学では、これに加えて
『なぜ踵骨が捻れるのか?』
…その理由まで分析します。
その際に注目するのが
踵骨の上にある距骨。
足部に掛かる荷重の全てを受け止め
尚且つ柔軟な足首の可動を生み出す反面
筋の付着がない珍しい骨で
その分
靭帯や周囲の骨との関係性で
位置が決まります。
つまり、一旦捻れてしまうと
自分の動きでは元の位置に戻れず
踵骨など周囲の骨や足底アーチに
悪影響を与えてしまう
有能だけれど少し厄介な骨です。
距骨には全体重が掛かりますから
姿勢が悪化した場合
緩やかに歪みの影響が出ます。
また、捻挫した場合
急激に位置的な変化が起きます。
足部トラブルにお悩みの方は、一度
『足病医学』と『姿勢医学』の
両観点から分析を!!
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