「膝曲がり姿勢」が招く痛み~靱帯の緩みに注意!!/連載コラム vol.54
※初出:岩手日報ぽらん(2018年9月号)掲載、「ハカセが教える『姿勢医学®』のおはなし」(原文ママ)。文章・画像ともに、無断転載はご遠慮ください。
読者の皆様こんにちは。
私は姿勢ケアの専門家・『姿勢科学士®』にして
『国際容認基準カイロプラクター』の
Dr.小野寺デス。
国内で
約3000万人が悩まされているという
『変形性膝関節症』。
皆様の周りでも…
『正座が出来ない/
階段の昇降がつらい/
膝に水がたまる』
…と困っている方が多いかと思います。
それらの方に
多く見られるのが『膝曲がり姿勢』。
では、どうしてこの姿勢は
膝への負担を招くのでしょう?
膝関節は
姿勢医学®の観点から考えると
非常に特殊な関節で
重い身体を支える『安定性』と
大きな運動をつくる『可動性』という
真逆の機能を求められています。
この『矛盾』を解決してくれるのが
膝関節周辺の『靭帯』。
これらが関節を支える事で
『しっかり安定しながら大きく動く』という
大仕事を膝は成し遂げている訳です。
しかし
膝がまっすぐ伸びている状態では
ピンッと張って安定性が高い靭帯ですが
膝を曲げて立つようになると
その張りに僅かな緩みが発生して
膝関節自体が不安定になり
物理的な負担の増大に繋がる事も…。
膝の痛みで長年お悩みの方は
一度、姿勢医学®の観点から
お身体を分析してみては?
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