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子どもの側わんに注意!!~オウチで検診してますか??/連載コラム vol.62

※初出:岩手日報ぽらん(2019年5月号)掲載、「ハカセが教える『姿勢医学®』のおはなし」(原文ママ)。文章・画像ともに、無断転載はご遠慮ください。

読者の皆様こんにちは。
私は姿勢ケアの専門家・『姿勢科学士®』にして
『国際容認基準カイロプラクター』の
Dr.小野寺デス。

新年度が始まって1ヶ月。

学校から配布案内された
子どもさんやお孫さんへの
「家庭内運動器検診」
しっかりと実施されましたか?

2016年から施行されたこの制度。

少し面倒に感じるかもしれませんが
その中でも、元・中学教諭の私として
実施を徹底して頂きたいのが
「ネリーテスト(下図)」

やり方は簡単で
軽く足を開いた状態で前屈してもらい
後ろから背中(胸部・腰部)の
高さの左右差を見比べるだけです。

この時
左右で盛り上がりの差があれば要注意!!

このテストは
背骨が横方向に曲がってしまう
「側弯」の早期発見に有効
中でも成長期に進行しやすい
「特発性脊柱側弯症」
姿勢の見た目の変化だけでなく
腰痛や肩こりなどの運動器障害や
肋骨の変形による
呼吸器障害を招く可能性があり
脊柱を固定する
大規模手術が必要
になる場合も。

側弯には
姿勢由来の「機能性側弯」
病理的な「構築性側弯」がありますが
一般の方には見極めが難しいところ。

ネリーテストで気になったら
まずは姿勢の専門家にご相談を!!


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