猫日和。
桜シーズン真っ只中に息抜きも兼ねて徘徊したとある休日。
目的も無く歩く日に野良猫を発見すれば尾行開始、してしまうのはネコ好きあるある。
知らんけど。
ま、だいたい途中で巻かれてしまいがちなので、
結果ネコが集まる公園まで足をのばすのだけど。
そんなこんなでのんびり歩くこと30分。
到着した園内をグルっと回って見れば。
近くで背中を向けてすわる茶トラのネコさんを見て
「背中、さすってほしいみたいよ」
と、ご飯を持って来るお母さんのいつかの言葉を思い出したのでなんとなくさすってみつつ、どんな顔してるのか気になったのでカメラのシャッターをきってみた。
咄嗟に手を離してしまったんだがw
上手くツボにハマってたんだろうか?と暫し自分の手を見つめる。
仕事がら頭、肩、背中のマッサージをする事もあり、「美容師冥利に尽きる」とはこのことか?と意味不明な事を考えながら。
名残り惜しそうに見てくるネコさんに「10分以上は指が持たない」、と伝え、手洗い、消毒を済ませ帰路についたのである。