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江戸時代における吉原遊女を研究していた私が、大河ドラマ「べらぼう」を見た結果②【第7話】


やっほー、瑠奈です。


大河ドラマ「べらぼう」【第7話】感想は
前にも更新したのですが、
ちょっと書き足りなかったので

本日は、大河ドラマ「べらぼう」【第7話】感想②でございます〜〜👏


前回の大河ドラマ「べらぼう」【第7話】感想⬇️



前回、蔦重の
「吉原の女はいい女だって、江戸で一番だって、胸晴らしてやりてぇじゃないっすか」

「それが吉原遊女で稼ぐ忘八の心意気だ」

というセリフに痺れた〜〜‼️
と書いたんですけど、


花の井が5代目瀬川になることを蔦重に伝えた時の花の井のセリフも、とんでもなかったですよね。


「礼には及ばねえ。けど任せたぜ、蔦の重三」


かっこいいいいいーーー‼️


「べらぼう」では、各登場人物にかっこいい場面や印象的なセリフがありますけど、


このドラマで最もかっこよく粋なのは
花の井なのでは❓と思った次第です。


小芝風花さん演じる花の井からは
やはり吉原遊女の粋が感じられます。


そして、「花魁」というイメージそのものが描かれているような気がします。


とは言いつつ、もう細見は製本されているのに、花の井を瀬川に修正‼️‼️‼️



私、現在出版社でフリーターしておりますので、
こんなことあったらもう本当に...

想像しただけで、恐怖ですよね。

普通にとんでもない事件になるので、上長から激怒られ案件です。笑



そして、「べらぼう」を見ていて毎回思うことは、

・蔦重がドラマ内でも視聴者からも愛されている
・当時の出版システムがわかりやすすぎる

という点です。



本当に毎回見ていて思うのですが、
蔦屋重三郎という人物、すごく応援したくなるキャラクターですよね。


要所要所で「蔦重ならこういう時、こうやって行動する」という行動原理が細かく描かれているので、蔦重の性格が掴みやすい。



なので、蔦重の性格は
嘘がなく、素直で、物事へ誠実な人、
行動力のある人というイメージです。

私は蔦重の性格めちゃくちゃ好きなんですよね〜。


物事に翻弄されながらも、
諦めず全力で取り組む姿に魅力されると共に、
人間らしさも感じ、胸を動かされますね。

「あ〜やっぱこういう人って好かれるよな〜」

っていつも思います。蔦重見習います。笑



そして、その他の登場人物も、「ただ嫌なやつ」なのではなく、その人間のパーソナルな部分や好きな部分が、垣間見えたり、キャラクター設定が細部までこだわり抜かれているように感じます。


だから見ていても、「ん?」ってなる所がなく、純粋にのめり込める。

まじ脚本、森下佳子様、大感謝。



あとは、「当時の出版システムがわかりやすすぎる」という点ですが。


私は、大学院で書誌学の授業を受けて、
初めて江戸時代の本の作り方を学びました。


それまでは「浮世絵がどのように作られているのか」なんて、なーーんも知らなかったんです。笑



だから、「江戸時代の浮世絵や本ってどうやってつくってるんだ?」と疑問に思う方も多々いると思うんですけど、

「べらぼう」を見ると、当時の浮世絵や本の作り方、出版システムが映像で再現されているので、非常にわかりやすい。


解像度爆上がりで、大変ありがたいです。




また長々書きすぎてしまいましたので、
今回はこの辺りで🤍



よかったらみてね🫠



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母がバツ2の女子大学院生。瑠奈
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