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「血の繋がり」とか関係ない

私には3歳から一緒にいる幼なじみたちがいる。
私を含め4人で、私以外全員男。


・25歳、院卒フリーターの私
・週9で飲み会の限界サラリーマン
・海外でサッカーをしている海外サッカーニキ
・いつでもどこでも自転車を乗り回す、爆走チャリ男


この4人でずっと仲良くしていて、
各々非常にキャラが濃い。


そんな幼なじみたちと、この前お出かけをしていて、恋愛や結婚の話になり、

海外サッカーニキが
「海外だと再婚とかめっちゃ多いし、兄弟でお父さん違うとか当たり前のようにあるよ〜」って本場の海外結婚事情を教えてくれた。笑



限界サラリーマンも私もそれを聞いて、

「へ〜そうなんだ〜」
「日本ってそういうのがあんまり良くないみたいな文化あるよね〜」

と適当な相槌を打っていた。
(人の話をちゃんと聞きなさいって感じですけど。笑)


そして、その話の延長線で、
海外サッカーニキがこんなことを言っていた。


「血の繋がりとか関係ない。血が繋がっていようがなかろうが、家族になれる。」と。





私自身、私が大学2年生の時に母が再婚し、
見知らぬおじさんと突然家族になったことがあるので、この言葉が妙に刺さって、色々思い出した。



私の実父は、モラハラ・DV・借金・ギャンブルをする、この世の最悪を煮詰めたような父だったので、生まれた時から父だと思ったことがなかった。家族だと思ったこともなかった。

大嫌いだったから。笑



だけど、母が再婚し、義父という存在ができ、
母と義父と私の3人で生活する中で、
初めて「家族」というものを知れた気がした。


この義父も、最終的にはモラハラ・DVへと変貌を遂げるのだが。笑



実父から感じたことのない、「優しさ」みたいなものを義父から感じる瞬間があった。

「あ〜私のことを考えてくれているのだな」と。

その時に「血の繋がりって関係なくね」って思った。




血の繋がりがあろうがなかろうが、
家族になれる。


本人たちが家族と思えば、それは家族なのである。

周りの声とか関係ない。


本人にしかわからない。


血が繋がっていても、家族と思いたくない場合もあるし。私がそうだし。

血の繋がりとか関係ないんだよ。



実父のことを他人から
「親なんだから大切にしなよ」と
散々言われてきたけど。


「親なんだから」
「兄妹なんだから」
「家族なんだから」
「親戚なんだから」


この言葉って、私からしたら、自分を苦しめる呪縛でしかないと思う。
「◯◯なんだから」って何気なく使われることが多いけどね。


親であっても、兄弟であっても、家族であっても、嫌なものは嫌だし。無理なものは無理。


だけど、血縁がなくても家族になれる。


家族という存在は、
自分で決めていくものだと私は思っている。


今「家族なんだから」に苦しんでいる方がいるなら、

「自分で決めていいんだよ」
「嫌なら逃げちゃえ」

ってお伝えしたい。


物理的に逃げることは難しいかもしれないけど、
心で「この人と家族は無理」って決めていいと思いまする。



逆も然り。
「血の繋がり以上に家族」になることもある。


自分で家族を決めていくことに、罪悪感を感じる必要は何一つない。
自分の幸せがいちばん。


自分の心がいちばん軽くなる選択をしていこうではないか。


そんなことを改めて考えさせられた
海外サッカーニキの言葉でした。



これから大掃除でもするかぁーーーー。



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母がバツ2の女子大学院生。瑠奈
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