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はぐぱぱ
2024年9月1日 07:48
序章 助走2024年8月23日~25日人生初、北海道•小樽へ音楽と魂の旅路の記録である※徒歩では行きません北の大地から7月9日北海道の地方FMラジオ局からの電波をスマホのアプリで拾うラジオパーソナリティが便りを読み終える「あなたのお便りで 今苦しんでいる人 悩んでる人が きっと救われました…」マイクに拾われる声は、少し震えつつそんな言葉を伝えてくれている「
2024年9月7日 18:03
第1章 往路2024年8月23日~25日人生初、北海道•小樽へ音楽と魂の旅路の記録である空路 セントレア8月23日 朝『稲沢辺りで大雨、名鉄線に遅れ』SNSでそんな内容が流れてきた寝ぼけ眼で、確認してみるどうやら夢ではないようだ朝の8時くらい 軽く青ざめる15:30発の便で新千歳へ向かうのだから11時くらいに自宅を出る予定だった何があっても搭乗に遅れるのだけは避け
2024年9月14日 21:09
第2章 夜景2024年8月23日~25日人生初、北海道•小樽へ音楽と魂の旅路の記録である到着山を切り開いて敷かれた線路は谷間に位置した駅へ到着する南小樽駅 下車この駅で降りなければ次は終点の小樽駅その先も線路はまだまだ続いており乗り換えして行けば最終的に函館へ行き着くようだ夕闇が迫る中まずは、宿へ向かう駅を出ると、向かう先は谷間だった下り切った交差点にはコ
2024年9月21日 08:00
第3章 飯とお風呂と通知欄2024年8月23日~25日人生初、北海道•小樽へ音楽と魂の旅路の記録であるオロロン20:35地獄坂をまっすぐ海の方へ下る小樽駅と南小樽駅間の線路高架が現れるそこを潜ると大通りが南北に貫くこの大通りは国道5号線であり、県道697号線またの名を「日本海オロロンライン」「オロロン」というのは海鳥の鳴き声らしい日本では希少になったウミガラスの声「オ
2024年9月28日 02:07
第4章 観光 ~わたつみ編~2024年8月23日~25日人生初、北海道•小樽へ音楽と魂の旅路の記録である朝の諸々 出発8/246:40鳥が鳴いている甲高い 聞き覚えある声だオロロン鳥ではなくヒヨドリだろう明るい どうやら朝らしい ずいぶんしっかりと休めたようだオーナーさんはリビングに来ていた事務仕事をしているのかな 軽く挨拶をする私は朝ごはん買い出しついでに洗濯
2024年10月5日 07:09
第5章 観光 ~やまつみ編~2024年8月23日~25日人生初、北海道•小樽へ音楽と魂の旅路の記録であるDM 乗り継ぎ11:24バスはロータリーではなく「小樽都通り」アーケード出口あたりに着くバスを降りて駅方面 目の前のターミナルに向かっているとDMが来るうんうん、ありがとう 行ってきましたぞ風光明媚してました さすがは小樽っていう風景に大満足です海の次は山だなと言うことで
2024年10月12日 16:50
第6章 観光 ~ひとなみ編~2024年8月23日~25日人生初、北海道•小樽へ音楽と魂の旅路の記録である日銀通りから13:19バスは市街地へ入っていく アナウンスが流れる「…小樽駅方面はこちらで降りるのが近くて便利です」どうやらバスは港湾方面をぐるりと回ってから駅へ向かうようで商店街のアーケードを歩いて横切った方が、駅までは早いらしいマップを見ると行きたい店の名前も近くにあ
2024年10月20日 22:57
第7章 あらいぶ2024年8月23日~25日人生初、北海道•小樽へ音楽と魂の旅路の記録である小樽駅前周辺16:00奥沢方面からのバスの終着点 小樽駅に程近い大通りに停車する小樽市内を一日中 バスを使いたくさん移動してきたこれ以降、バスでの長距離移動ない 少しだけ寂しいがお別れだ降り際に「ありがとう」と声に出す いつも声に出してはいても気持ちの置き所が違うと ちょっとだけ切なく
2024年10月26日 00:13
第8章 グッバイ小樽2024年8月23日~25日人生初、北海道•小樽へ音楽と魂の旅路の記録である出発8/255:15夏の朝は早い もう外が明るい衣類や身の回りのものをまとめ 荷物をしまう銭湯セットだけ すぐ取り出せるようにして、リュックを手に持つ寝静まる屋内を 可能な限り静かに玄関へ向かうカチャカチャと コーギーの「ハグ」の歩く爪の音がする空になったベッドの様子を見に行