12月の風物詩
本好き人間としては、実はこの12月というのはとても喜ばしい月でして、おそらくは年末年始の空き時間の読者層を見込んで、各社が今年の年間ベスト本の特集を組む月でもあるのですよね。
週刊誌であれば、文春は国内と海外のベストミステリー本の特集を組みますし、ダ・ヴィンチも年間ベストランキングが目玉となっています。
あとは宝島社から恒例の「このミステリーがすごい!」のムック本も刊行されます。
私が毎年必ず購入するのは、このコロナ禍中で惜しくも亡くなられた大好きだった書評家の北上次郎氏、またの名をあやしい探検隊の椎名誠の盟友である目黒孝ニ氏らが創業した本の雑誌社の組むムック本「おすすめ文庫王国」。
本の雑誌社と言えば近年では「本屋大賞」が有名ですが、何よりも文庫化した名作をジャンル別に紹介してくれるこの本はとてもありがたい存在なのです。
本を読むのも良いですが、どれを買おうなぁ、どれを読もうかなぁと、様々なジャンルの知らなかった名作を知る時間というのもなかなか良い過ごし方なのです。
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