コロナとマトリックスの世界観
四方山話の「よもやま」は、「四方八方」が変化したものだそうです。 四方八方とは、あちらこちらという意味ですから、そこから「様々なテーマの話」というような意味合いになったのでしょうね。
日本においてのコロナウィルスの感染状況はだいぶん落ち着いてきた様相です。
先日の政府の発表ですと、今後は飲食店での会食人数の制限を撤廃するとともに、都道府県をまたぐ移動の自粛を求めないことなど、少しずつ普段通りの生活に戻っている感もあります。
でも、一番気になるのは、どうして今少し落ち着いてきているのか、その本当の要因を誰も明確にしていないのですよね。
一部の学会発表レベルの噂話だと、
人間の体内でウィルスを壊す働きを持つ酵素が変異し、結果デルタ株を死滅させたのではないか
なんていうニュースがありました。何やら、東アジアやオセアニアではこの酵素の働きが特に活発な人が多いということです。
そもそも、もっと根源的な謎で言うと、どうしてコロナウィルスによる感染が始まったのかということ。
もともとは蝙蝠が持っている常在菌という話も出ていましたし、それを研究していた中国の研究機関が武漢にあったという事実も。
東アジア人がコロナウィルスにかかりにくかった事実と、落ち着きつつある状況を鑑みると、やはり欧米における感染拡大を狙った生物兵器だったという話にも何やら説得力が出てきます。
ただ、実際には中国においてもこれまで多大な被害が生じているわけですから、全ては噂話であり、全ては闇の中です。
ところで、話変わりますが、公開されるSF映画「マトリックス」の最新作、前回の3部作から18年経過しています。第1作目の公開が1999年ですから今から20年以上前のシリーズなのですよね。
第4作目となる最新作公開に先立って、オンデマンドの動画配信サービスなどでは過去の作品が見放題となっており、私も続編の予行演習というか復習のためと再び鑑賞しました。
少しネタバレになってしまいますが、大筋がどういうものかというと、
AIに支配された人類は、もはや現実の世界においては支配する側の機械たちを動かすための「電池」とされており、その動力源を安全に運用するために、人間たちには脳につないだ電極を通して夢を見させ続けて、その仮想空間において通常の生活を送っているように錯覚させ続けている
という世界観です。
「今自分たちが生きて感じているこの世界は現実のものではない」と気づいた主人公一味が、仮想空間の中や現実世界においてAIの支配する機械たちと対峙していくという壮大な物語。
久しぶりに鑑賞してみて、気になったのが、そもそもAIが人類を支配することとなった理由。
その思考の一端が垣間見られるのが、捕まった主人公の一味にAIの分身である悪役が話した内容です。
そのままのセリフではありませんが、だいたい以下のとおりとなります。
人間は哺乳類ではない。
なぜならば、人間以外の哺乳類は皆、自然との共生を可能としている。
ところが人間だけは、種を増殖させる過程においてその地の資源を枯渇させるまで使い切り、それがなくなると新たな地を求めて拡散する。
これはまさにウィルスと同じだ。
地球にとって人間はウィルスということだ。
とまあこんな感じですが、このセリフを聞いて思ったのが、コロナウィルスというものがそもそも人類だけをピンポイントで狙い撃ちしている状況から鑑みると、地球がウィルス駆除をするために発生させた酵素のようなものなのかなというバカバカしい発想でした。
花粉症なんかも、人類を駆逐しようという植物からの攻撃なんじゃないかと、鼻水止まらない時は考えていましたね。
どうでもいい四方山話にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。
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