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ハコボレ『世別レ心中』こぼれ話

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#日記

再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』本番楽屋噺〜千秋楽編

再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』本番楽屋噺〜千秋楽編

おまくらええ、どうも。本日も相変わらずの一稿のご愛読願います。
千秋楽を終えて、みなさまにご挨拶。そして舞台は空っぽになり、劇場に戻っていく。その作業の横で楽屋も空っぽにしていく。
一人の楽屋。衣装を畳んで、小道具をしまって。腰道具を納めたらもうおしまい。あっけない。その寂しさと日常に戻る感じに高揚感がないのは、これからも芸の道が続いていく証だなと。

本番終えて何想う
最後は舞台上からのご挨拶。

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再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』本番の楽屋噺。4月8日

再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』本番の楽屋噺。4月8日

ええ、本日も一稿のご愛読願います。
今日4月8日。『世別レ心中』の初日を終えました。
ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

終演後に舞台上から話す言葉は何言ってるかわからなかったかも知れません。感極まるとはまた違った、衝撃が脳内にございました。

「舞台を作るを生活にしていく」当たり前のように、作る⇨発表する。そして作る。を繰り返していくんだ。そんな実感を得ました。
いままでは、ど

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再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』本番前日の楽屋噺

再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』本番前日の楽屋噺

おまくらどうも。一稿のお付き合い願います。
みなさま、4月7日になりました。姉の27歳の誕生日です。おめでとう◎私は4月8日生まれで、2年と1日違いで生まれてきた連番の姉弟。叔母さんが9日生まれなので、3日連続めでたい日となってます。姉、27歳ってもう大人やな〜と思ってたら私も明日に25歳になる。驚愕です。

さあここで、4月8日生まれの人を何人かご紹介。
・沢尻エリカ   1986年4月8日生ま

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再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』稽古場こぼれ噺〜最終回

再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』稽古場こぼれ噺〜最終回

おまくら最終稽古といっても変わらずで。稽古場に入って、筋トレをして台本を眺める。口を滑らせて落語の馴染みを確認する。そして真剣な顔をしてカメラで自分を撮って、宣伝。ただ当たり前のように。それでも丁寧に稽古を重ねる。稽古を重ねるって表現はその通りで。一枚一枚の薄膜みたいな。役を着ていくような。構築していくイメージ。
この話を何周しただろうと。
だけれど一周だって同じ景色はない。
だから積み上がる。重

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再録ハコボレ『世別レ心中』稽古場こぼれ噺〜その⑧

再録ハコボレ『世別レ心中』稽古場こぼれ噺〜その⑧

おまくらええ。どうも本日も一稿のお付き合いを願いますが。4月4日、新しい服を友人がオーダーメイドしてくれたのが届いてルンルンの気分。さっきまで晴れていたのに、急な雨。。。新しい服を着て行ったのに雨。マーフィーの法則かよって思いつつ。マーフィーの法則って、ジャムを塗ったパンを落とした時にジャムの面が絨毯に落ちてしまう。みたいな法則。これが高い絨毯保ほどジャムの面が落ちるのが高い気がする的な話。

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再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』稽古場こぼれ噺〜その⑦

再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』稽古場こぼれ噺〜その⑦

「おまくら」ええ、どうも。本日も一稿のご愛読願います!
短めの投稿になりますがお赦しください、、、
慣れないことも、なれるようにしていけばいい!
今まで自分の写真をあげるのをどこか、違うなと思っておりました。しかし「どんな人が作った作品か」も立派な宣伝だよ、と教えてくれる人がおりまして。その出会いから私も発展していきたいと思い、毎日「自撮り」もアップしてます◎
食事や私服を知ってもらうのが効果があ

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再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』稽古場こぼれ話〜その⑥

再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』稽古場こぼれ話〜その⑥

「おまくら」であり本編!ええ、どうも。今晩も一稿のお付き合いを願いますが!!
今日は短めのお付き合いとご報告のような形をいたします!
誰かお気づきになりましたかしら、インスタライブの宣伝になんと、自撮りをしました。なりふりかまってられません。自身の顔も私服も食事も全部、こんな人間が作ってるんだよ。怖くないんだよ〜と思っていただきたく、今日から始めます!自撮りがのろうが、食事を載せようが、私もニンゲ

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再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』稽古場こぼれ噺〜その⑤

再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』稽古場こぼれ噺〜その⑤

おまくらええ、どうも、本日もご愛読願います。
4月になりました。街の桜は早くも散り始め緑色が差し込んで。
暖かい日差しと、半袖に羽織で過ごせる気候。何かが始まる気がする、何かを始めてやろうと気分が高まる。そんなワクワクする、でも少し寂しいような、一年の中で最も好きな四月の始めの日が「嘘をついてもいい日」なんて誰が考えたんだ。
嘘をついていいのは午前中だけ〜とか訳のわからんルール、そんなこと言ってる

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再録ハコボレ落語研究会「世別レ心中」稽古場コボレ噺 その③

再録ハコボレ落語研究会「世別レ心中」稽古場コボレ噺 その③



おまくらええ、どうも。本日の一稿のご愛読を願います。

物語はどのジャンルも冒頭が大事だなと常々感じますね。小説も最初の数ページで文体が合わなければ中々入ってこない。僕なんかも、阿部工房を読んでいるとなんか知的に思われるんじゃないか、なんていわばキャラ付けのために読み始めたら、何冊も溜まってて。星新一の短編くらいの辛抱強さしかありませんでした。これは文体なのか、なんなのか。まあ、読書週間なんで

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再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』稽古場こぼれ話①

再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』稽古場こぼれ話①

おまくらええ、どうも前回の『たちきり』に続きまして、今回も稽古場から作者の前田隆成から「こぼれ噺」のご愛読を願いますが。まずは何はともあれこのメインビジュアルをご覧ください!!

ばばーん!じゃじゃーん!
稽古場で今日の通し稽古を終えて、事務作業をしている際に、デザイナーのアオイさんより今回のイラストが届きました。素敵で作品に寄り添ったデザインを前回と同様に嬉しく思います。ハコボレ落語研究会といえ

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3月の『たちきり』を終えて。そして4月の『世別レ心中』に向けて。

3月の『たちきり』を終えて。そして4月の『世別レ心中』に向けて。

三月五日、六日に大阪の阿倍野長屋にて。
三月九日に東京の王子小劇場にて。
第陸回ハコボレ落語研究会『たちきり』が終演しました。
公演から10日も経った後のご挨拶をお赦しください。
今回もご来場いただきましてまことにありがとうございました。

振り返り「たちきり」という演目が愛おしかったことを綴ります。
なにかと乱文で剥き出しの言葉を選ばずに置かせてください。

 まずは古典落語『反魂香』から。私は

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