植物の『膝』の話ー膝枕erへ
こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。
今日は、膝枕erの方々へ、日々の感謝と愛を込めて。『植物の膝』について書いてみようと思います。
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予習されたい方はこちらのリンクをどぞっ👇『膝枕』は短編小説。正調が原作、派生作品(外伝)を書かれている方は、お一人ではありません。
牛膝は膝に効く?
膝の名のつく植物は、牛膝が真っ先に浮かびます。と言いますか、他にありますかね、、、笑
牛膝(以下、ゴシツ)は中国名で、日本では呼び名が他にもありまして、フシダカ、コマノヒザ、サシグサ、ノサバリコ、ヌスビトグサ、モノグルイ、、、いかがでしょうか。
膝枕の外伝の数には敵いませんが、こんなに名の多い植物も珍しいものです。
名前がたくさんある理由は、日本の各地に古くから自生しているからだそうです。
ひとりの脚本家の方から派生したわけではありません。
どんな膝なのか
ゴシツは、猪の膝に似ていることからイノコヅチとも呼ばれています。人肌のような柔らかい膝枕とはちがう、毛むくじゃらの?ゴシツの膝は、獣の膝なのです。
民間療法では、ゴシツの根っこを乾燥させたものは、関節痛に効くと言われていますので、膝の痛い方はどうぞあくまでも自己責任でお試しください。
夏の七草はバージョンが多数
『夏の七草』というのをご存知でしょうか。その中に、ゴシツ(イノコヅチ)が入っているバージョンがあります。
はい、『夏の七草』にはいくつかバージョンがあるのです。春の七草や秋の七草では見られない現象です。
膝枕にも、たくさんのバージョン(ラップもあるよ)がありますね。うんうん。
念のためゴシツ(イノコヅチ)が出てくる『夏の七草』はこちらです。
戦後間もない時期の食糧難に、日本にどこにでも生えている植物を、野菜の代わりに積極的に食べましょう。ということで、日本学術振興会の野生植物活用研究委員会が勧めたものです。
ツルドクダミは学名に膝が
ツルドクダミは、これまた日本でよく見かける植物です。花はバージンスノーホワイトです。
ツルドクダミの学名「Polygonum」は、ギリシャ語の「多い(polys)」と「膝、節(gonu)」から来ています。
タデ科の植物の仲間には、藍染で使われるタデアイが有名です。
ゴシツに比べると、ツルドクダミの膝は、しなやかな膝です。しかし、蔓状にどこまでも伸びていく生命力や執念深さは、上手に人間がコントロールするのは難しいです。
ツルドクダミの生命力には、AIも敵わないかもしれません。
因みに、ツルドクダミも生薬として使われて来ました。効能の中には、若白髪や脱毛もあるようですので、それらに悩む男性は、膝枕の前にツルドクダミを試してみられてはいかがでしょうか。
自己責任でお願いします。
湿地に生える植物の根
湿地に生える植物の根のことを『膝根(しっこん)』といいます。膝根をもつ代表的な植物は、マングローブです。
マングローブは、樹木の種類を指すのではなく、その辺りに植っている森林全体をさします。
マングローブの膝根は、海水面から出た幹につながる部分から地下へ繋がる根っこのことです。通気の役割をします。
潮に強く、海水も吸水するので、葉をかじるとほんのり塩味がすると聞いたことがあります。
…木製の膝枕もしくは、噛むと味のするタイプの膝枕は、まだなかったかな?
膝枕てなんですか
すみません、読んでくださっている方の半分以上が、どうしたどうした!?膝枕とはなんぞや!?ってなってらっしゃるかも知れません。
膝枕とはこちら👇
こちら、clubhouseで朗読されたり、創作されたり、盛り上がっておりまして、、
私、外から聴いててめちゃくちゃ楽しいのです!!
良かったら、ビビらずに膝枕と書いてあるroomへ足を踏み入れてみてください。
膝をにじらせて行く必要は、ありません。
2022年2月9日、改めて膝枕のパワーを感じまして、ちょっと膝と植物のことを書いてみようと思いました。
へー。ってなもんで、サラッと読んでくだされば幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
👇声のお仕事の方たちとのこと書いてます。
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