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パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンディシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ


題名は ピカソの本名です。

キリスト教の洗礼名や親戚の名前や聖人の名前が付いていることで、これほど長い名前になっています。

まるで落語に出てくる寿限無さんのようです。


リアルジュゲムですね。

両親の愛の深さが 感じられます。


「テストの時どうしてくれんねん!」

と僕なら親にキレてたかもしれません。



そんな とてつもなく本名の長い ピカソは 言いました。

子供は誰でも芸術家だ。
問題は、大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。


…………と。


確かに 子供の時は オモチャを使って物語を毎日のように作ったり 頭の中のモンスターやヒーローを紙にかいたりブロックで家や街を作ったり意図せずに芸術家のような事をしていたような気がします。


いつから、僕は そんな事をしなくなったのか考えてみましたが 思い出せません。



でも、今 こうやってnoteを書いていると小さい時の芸術家だった頃の事を思い出せているんじゃないかと思います。

別に誰に認めて欲しいとかではなく ただ純粋に楽しめている。そんな 気持ちで書いています。


子供の頃のように 遊ぶように楽しむ それが今まで何も続かなかった 僕が こうしてnoteを続けれている理由なのかもしれません。


話は 変わりますが 先日 娘(4歳)のヒマリが絵を描いていました。


「パパ!パパ!みてみて!ヒマリな!絵 描いてん!!」




「へぇ、何の絵描いたん?」



「ちょうちょ!」




「どれどれ?ちょっと 見せてよ。」


僕は娘の絵を見た時 自分の娘 ながら その表現力に驚きました。



「これは 他の人にも見てもらわねば!!」



そう 思いました。



それでは ご覧下さい。




娘(4歳)の作品………



『蝶』










画像1




………………………………。





なんじゃこりゃアァァ!!!!




どこに 蝶の要素 あんねん!!



娘曰く………


「パパには わからんよね。」


らしいです。


やはり 芸術家の心は わからないです。




晩年のピカソは こうも言っています。


ようやく子どものような絵が描けるようになった。
ここまで来るのにずいぶん時間がかかったものだ。


ようやく子供のような絵が描けるようになった……。


子供は 子供のような絵を描こうと思って描いているのでは ありません。

心のままにそれを表現しようとする。

その力が大人になればなるほど常識や固定観念という枠組みに入ってしまい それを表現するのが難しくなってくるという事でしょうか。


やはり 成長しながら子供のまま でいるというのは 並大抵の事では 無いようです。


ピカソも そうやって努力を積み重ね ようやく子供の頃に 戻れたという事なのかもしれません。



ピカソが95歳でこの世を去る前の年に描いた自画像があります。


それが この作品です…………。









画像2





……………………………。







なんじゃこりゃアァァ!!!!




わかんねー!!


芸術わかんねー!!!!


この話の本当度50%

見る人が見れば 凄い絵なんでしょうが 申し訳ないですが 僕には 全然わかりません。

ただの落書きにしか見えません。

もし、このピカソの自画像を

「僕が描きました。」


…と言って見せて


「素晴らしい!これは ピカソを描いたんだね!」


って言ってくれる人が 世の中に何人いてるんでしょうか?

もちろん 分かる人は 大枚を叩いてでも 欲しいのかも知れません。

しかし、僕は 「お前のタイ米と交換してやる 」と言われても嫌です。

「タイ米 舐めんなよ!!」
と言います。


『ピカソが描いた』という 事が この絵の価値を更に上げているんだと思います。


それは、やはり その人の積み上げてきたもの、努力の結果が色々な作品の素晴らしさに結びついているのでしょう。


ピカソが生涯で描いた作品は 14万点を超えると言われています。


14万点………もう、それだけで 物凄い努力だと思います。

14万点だとnoteに毎日10記事アップしても38年以上掛かります。

38年間 毎日休む事なく 10記事………


パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンディシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ………


パネぇな…………。


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ハチロウとドリル
サポートとは?・・・データマイニングの際の、相関分析の指標のひとつで、ある関連購買における支持率を表す。たとえば砂糖について卵の関連購買でサポートが20%の場合、砂糖と卵を一緒に購入する顧客が顧客全体の20%という意味である。 要するに心から嬉しいということでです!

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